自分を知る
2018.09.04

つまらない人生の原因は人間関係にあり? 楽しくする方法3選

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BY くぼす

同じような毎日が続き、人生がつまらないと感じていませんか。10代、20代という若さですでに人生つまらないと思っていると、将来がことさら不安に感じるでしょう。「人生100年時代」と言われているので、人生を楽しくする方法を知らないと長く辛い日々を過ごすようになってしまうかもしれません。

本記事は、海外の研究を基に人生がつまらない理由と、どうすれば楽しくなるかを紹介します。

なぜ人生がつまらないと感じるのか

「人生 つまらない」というキーワードで月間13,000回以上Google検索されています(2018年9月4日時点)。人生がつまらない理由や解決法を、多くの人がGoogle先生に求めています。

人生がつまらない原因は、一人ひとり趣味嗜好ややりたいことが異なるので一概にコレと正確には言えません。本記事では、ハーバード大学が700人の人生を75年間に渡って追跡・研究した結果を基に、なぜ人生がつまらないかを考えます。その研究のメインディレクターであるRobert Waldingerが研究内容・結果について語っているTED talkを参考にしました。

参考:This 75-Year Harvard Study Found the 1 Secret to Leading a Fulfilling Life

良質な人間関係が幸福な人生に繋がる

ハーバード大学の研究によると、「良質な人間関係が幸福で健康的な人生をもたらす」という結果が得られたとのことです。お金持ちでもなく、持ち家でもなく、人生の豊かさは”Love”が最も重要な要素なのです。

つまらない毎日、つまらない人生では幸福は程遠いですよね。しかし、その状況を脱する鍵として、人間関係が重要であることは間違いないでしょう。研究では、「良質な人間関係」は心の底から頼り頼られ、一緒にいるだけでリラックスできる間柄のことと紹介しています。良質な人間関係を周囲の人と築くことができていれば、幸福な人生に近づくのです。

ここで、近年の人間関係の築き方を考えてみましょう。多くの日本人が利用している、SNSの利用に関する研究では、以下のような特徴があることが分かっています。

Twitterは「弱いつながり」でありながら、Facebook やmixiとの連携機能などを通して既存の人間関係を 維持するという機能もある程度もっていると考えられ る。(中略)

「弱いつながりのSNS」が日本で多くの利用者を獲得している 事実は、SNSが社会関係資本の形成や維持にとどま らない機能をもつことを示すものといえる。それは、 ネットワーク上の現実の対人関係と結びつかない匿名 の交流それ自体を楽しむという機能である。

参照:「強いつながり」と「弱いつながり」のSNS ―個人情報の開示と対人関係の比較―(2011) 石井健一

「弱いつながりのSNS」とは、個人情報の開示が少ないSNSのことです。個人情報開示量が多いFacebookのような「強いつながりのSNS」は、現実世界での人間関係を維持、補強するような役割を持っています。その一方で、Twitterのような「弱いつながりのSNS」は、ネット上での人間関係構築としての役割を持っており、そのネット上での交友関係自体が娯楽になっています。

SNSの利用は、現実の人間関係の補強を行なってくれます。つまり、良質な人間関係を作るためのツールと言えるでしょう。しかし、使い方が重要です。スマホ依存症は有名ですが、近年「いいね依存症」が問題になっています。

いいね依存症とは

SNSの投稿に他者からの「いいね」(賞賛、好き)をもらうことに依存してしまい、利用時間を制限できなくなったり、いいねをもらえなかったら不安やうつ状態に陥ったりすること。タレントのGENKINGさんや西上まなみさんがいいね依存症であることをテレビ番組で公表したことで話題に。

いいね依存症になると、目の前のことよりもSNSを最優先してしまうのです。あなたは友人とカフェで会話している間、どれくらいSNSを使いますか? 友人ときちんと向き合って会話出来ていないと、良質な人間関係を作れません。SNSは、現実の人間関係を補強しますが、同時に崩壊させる可能性もあるのです。

年代・肩書き別人生がつまらない理由

人生がつまらない理由は、年齢や肩書き、環境などで異なるでしょう。今回は、私が周囲の人にインタビューして得られた回答をご紹介します。自分と似た境遇の人の話であれば、とても共感できるのではないでしょうか。

20代|隣の芝生は青く見える

20代は、ミレニアル世代(1980〜1999年生まれ)やゆとり世代など、さまざまな呼ばれ方をします。この世代は、インターネットやスマホ、SNSなどの最先端技術やサービスと共に育っています。他の世代との違いは、SNSの活用です。

SNSで同世代の活躍を目にして焦りを感じる

Twitterで、友人がいいねを押した記事などを読んでいて、起業して成功した人がたくさんいることを知りました。また、Facebookでは海外で働いている友人がビーチで仕事をしている様子を度々アップしています。そういった充実している人たちの生活を見ていると、それほど有名ではない企業で働き、ときには休日出勤もしている自分の人生ってちっぽけだな、と思ってしまいます。SNSを見なければいいんですが、ないと仕事の息抜きができなくて辛いです。

26歳 女性

好きなことがない

親に言われて大学を出たんですが、やりたいこともないまま就職しました。生活は安定しているんですけど、なんか面白くないんですよね。会社の先輩の目が死んでいるのを見ると、将来自分も同じように死んだ目で仕事をし続けるのかな、と不安になります。人脈が狭いので、何かに誘われることもないし。まずはやりたいこと探しをしようと思っています。

24歳 男性

情報が溢れている現代では、知らない誰かの生き方を簡単に知れます。自由奔放に好きなことで生きている人を見ると、普段会社のルールに縛られて生きている人は羨ましくなりますよね。Earth Labのアンケート調査「【ミレニアル世代の特徴】好きを仕事にできている人はまだまだ少ない」でも、やりたいことをやりたいミレニアル世代は非常に多いのですが、現状はできていない人が圧倒的に多いです。

ミレニアル世代では、やりたいことをやれない不満の蓄積が、人生をつまらなくしているのではないかと考えます。

30代|思ったように事が進まないのは年齢のせい?

30代では、20代とは異なり、世間体や社会的評判によって人生がつまらなくなるようです。それでは2人のインタビュー内容を見てみましょう。

新しいことに挑戦しづらい年齢

大学卒業後、銀行に就職しました。安定した生活に満足してはいたのですが、AIによる業務効率化の影響で、このまま定年退職まで勤め上げるのは難しそうだと思っています。最近転職活動を始めたのですが、30代の未経験者対象の求人は本当に少ないんです。OKと求人票に書いてあっても、なかなか書類通過できません。未経験なら若い人を企業が求めるのは当然のことと理解しています。働きながら新しいことに挑戦するには難しい年齢になってしまったんだな、と感じてしまいました。自力で新しいスキルを身につけてアピールしないといけないですよね。

33歳 男性

結婚できなくて焦る

大学時代の友人は、皆20代後半あたりで結婚していました。色々と頑張ってはみたのですが、思うようにパートナーができません。このままでもいいかな、と考えることはありますが、40代50代の自分を想像すると孤独に陥っていそうで不安になります。「独身は楽でいいよな」と言う既婚者がいますが、一人きりの将来のどこがいいんだよ、って言いたくなります。

35歳 男性

年齢による環境の変化が、人生をつまらなくしていることが分かりますね。新しいことに挑戦するのは何歳でもできますが、仕事にするなら生活できるほどの収入を得られるかが重要です。社会的に若い人の方が物事の吸収が早いし、体力もあるので、未経験の内容をやらせるには若い人の方がいいと考えられているでしょう。また「30半ば過ぎて未婚の人は、人間的な問題があるのでは? 」という見方をしてしまう人がいると思います。

こういった社会の反応が、30代の人生をつまらなくしている原因ではないでしょうか。

社会人|人生がルーチン化

社会人になって、途端に人生がつまらなくなった人が絶対いるはず。私もそのひとりです。私個人の経験から、社会人になって人生がつまらなくなる理由は、人生がルーチン化してしまうことだと考えます。

毎日朝慌ただしく出勤の準備をし、満員電車に長々と揺られ出勤。会社ではまずメールをチェックし、与えられた仕事を消化し、最終電車で帰宅。家に帰ってすぐ寝て、またすぐ朝が来る、といった毎日が延々と続くのです。

考える必要のない毎日を繰り返していると、ある日突然「これを60歳まで繰り返すのか…? 」と不安になってきます。無事転職でき、今は毎日必死で頭を使わないといけない仕事ができているので、充実しています。

人生がルーチン化してしまったら、自分で行動して変えていかないといけないな、と思います。

主婦|育児しかない日々

仕事をしていたけど、結婚・出産を機に退職し、専業主婦としての人生を送っている人の、人生がつまらない理由を紹介します。

趣味でストレス発散させるほどお金もないし、時間もない

転職したいな、と考えていた時期と出産が重なったので、一旦仕事を辞め、専業主婦になりました。子供が生まれてからというもの、食事メニューを考え、掃除洗濯をし、子供を遊ばせる毎日の繰り返しです。働いているママ友が多いので、平日にママ友とちょっと電話して子育ての息抜きをすることができません。アーティストのライブを見に行ったり、日帰り旅行したりしたいけど、それほど裕福ではないし、子どもを預けないといけないので難しいです。早く働きたい、と思ってしまいます。

29歳 女性

社会人が感じる、人生がつまらない理由とやや似ていると思います。毎日同じことの連続で、目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまっています。働けたらさまざまな人と接することで気が紛れるのでしょうが、待機児童問題で子どもを保育園に100%預けられる保証はありません。

つまらない人生を楽しくする2つの方法

人生がつまらない理由はひとそれぞれですし、環境が悪いのもあるでしょう。ですが、自分でできることはたくさんあります。インタビューを通して、人生がつまらないと言っている人がすべきことを3つ考えました。

人生の目標を設定する

生きていて、本気で成し遂げたいことはありますか。「○歳までにこれはやっておきたい」と思うことが一つはあるのではないでしょうか。例えば以下のような目標があると思います。

  • 30歳までに結婚する
  • 5年以内に海外で働く
  • 来年の夏までに5kg痩せる

 

目標が決まれば、それに沿った行動目標を立てることができます。

  • 30歳までに結婚する→婚活サイトに登録し、婚活イベントに月3回は参加する
  • 5年以内に海外で働く→ワーキングホリデーに行って、海外就労体験をしてから外資系に転職する
  • 来年の夏までに5kg痩せる→1週間で4km走る

 

目標を定めず、だらだらと同じ毎日を繰り返していると人生はつまらなくなる一方です。将来に向けて、刺激ある目標を立てるとやりたいこと、やるべきことが見えてくるのではないでしょうか。

人脈を広げるための行動をする

前述のように、良質な人間関係が幸せな人生に繋がります。会社勤めの人は、毎日同じ人と顔を合わせているでしょう。もし、会社内で行動することに抵抗があるなら、以下の方法をおすすめします。

  • パラレルキャリア
  • 副業(複業)
  • オンラインサロン

 

仕事以外の空いた時間を使って、人脈を広げる活動をしましょう。収入目的ではないので、気軽に参加してみましょう。会社員でなくとも、自宅でできる活動もあるので、主婦の方にもおすすめです。上記それぞれの活動の概要やメリットは、以下の記事をご覧ください。

パラレルキャリアについてはこちら

オンラインサロンについてはこちら

適切にSNSを活用

SNSに関する研究では、SNSは人間関係を強固にすることが分かっています。その一方で、SNSにのめり込み過ぎてしまうと、現実の人間関係を壊していしまいます。適切にSNSを使って、自分のことを発信して人間関係を構築するといいでしょう。

手軽でおすすめなのは、Instagramです。気になったことがあれば、写真やイラストを用意し、簡単な言葉を添えて投稿してみましょう。ハッシュタグを使えば、フォロワーの少ないユーザーの投稿も多くの人に見てもらえます。Instagramで注意して欲しいのは、「いいね」を期待し過ぎないこと。少しずつ、無理のない範囲でSNSを継続して使いましょう。

 

人生がつまらない原因が人間関係にあることを紹介しました。インタビューから人生がつまらない理由を探りましたが、自分でできることはたくさんあると思います。つまらない、つまらないと嘆いてばかりでなく、重い腰を上げてまずはとにかく行動してみることが大事なのではないでしょうか。

最終更新日
2018.09.04

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