自分らしく働く
2018.07.20

キャリアチェンジを有利に進めよう! 成功のポイントを解説!

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BY Asako Fujiwara

仕事をしていて「このままこの職種でいいのだろうか……?」と疑問に思ったら、キャリアチェンジをするのも手です。しかし、漠然とした気持ちでキャリアチェンジを図るのは好ましくありません。

ここでは、キャリアチェンジのポイントを20代・30代の年代別と女性の場合に絞ってご紹介します。併せて、採用面接時によく聞かれる質問に対する対策も解説するので、参考にして下さい。

キャリアチェンジとは?

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キャリアチェンジとは、経験のない業界や未経験の職種に転職することです。経験のある業界で未経験の職種に転職したり、異業界で経験のある職種に転職したりすることも、キャリアチェンジといいます。

<キャリアチェンジの例>

  • 未経験の業界や職種への転職:地方公務員から人材派遣会社のコーディネーター
  • 同業界で異職種への転職:Webサイト制作会社のWebライターからWebディレクターへ転職
  • 異業界で同職種への転職:翻訳会社の営業から保険会社の営業へ転職

転職に関する用語で、キャリアチェンジと間違われやすいのがキャリアアップです。

キャリアアップは、携わっている業界や職種において高いポジションを狙ったり、資格を取得してスキルアップを図ったりして、自分の価値を高めることです。転職をしたり、所属している会社で昇進するなどの方法があります。

キャリアチェンジのメリットとデメリット

キャリアチェンジのメリットは、主に以下の3点が挙げられます。

  • 仕事を通して新しいスキルを身に付けられる
  • 新しい仕事へのチャレンジを通してやりがいを見出せる
  • 新しい人間関係を構築でき、人脈も広がる

デメリットは、主に以下の3点が挙げられます。

  • 新しいスキルを一から覚えなければならず、そのスキルを習得するのに時間を要する
  • 転職希望者には即戦力が求められるため、キャリアチェンジのタイミング(キャリアチェンジをする年齢)によっては転職活動が難航する
  • 経験していない業界・職種へのキャリアチェンジをする場合は、転職希望先から即戦力としてみなされず、収入がダウンする場合もある

キャリアチェンジをする場合は、メリットとデメリットを理解したうえで行動する必要があります。

<年代別>キャリアチェンジのポイント3つ~20代編~

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キャリアチェンジは、20代のうちにするのがベターといわれます。なぜなら企業は、20代の社会人に、次のような魅力を感じているからです。

  • 社会人としての基礎が身に付いている
  • 柔軟な思考を持っている
  • やる気と熱意がある
  • 教育をすれば、大いに成長する可能性がある

しかし、企業からポジティブにみなされているからといって、スムーズにキャリアチェンジができるとは限りません。20代でのキャリアチェンジを成功させるには、次の3点を心掛けて行動するといいでしょう。

1. ビジョンを明確にする

キャリアチェンジを通して、自分が転職先でどうなりたいかや何を実現したいかを明確にしましょう。ビジョンを明確にしないと、次のような問題に直面する可能性があります。

  • 転職先を絞れない
  • キャリアチェンジの動機があやふやになり、面接をパスできない
  • 仮に希望する転職先に入社できたとしても、ビジョンが明確でないと転職を後悔する場合がある

ビジョンを明確にするために、まずはキャリアプランを立ててみましょう。転職希望先に入社して3年後/5年後/10年後とスパンを設けて、それぞれの時期に実現したい目標を考えてみて下さい。

<キャリアプランの例>

金融業界の営業職へ転職する場合

  • 3年後:ファイナンシャル・プランナーの資格を取得する
  • 5年後:マネジメントを経験する
  • 10年後:管理職に就く

2. 自己分析をして強みを洗い出す

就職活動で行った自己分析を、キャリアチェンジをするときにも行いましょう。同業界の異職種に転職するにしても、異なる業界や職種に携わるにしても、強みの内容次第で企業に「即戦力となってくれそうだ」という印象を与えられるからです。

まずは、転職後に就く職に活かせそうな自分の強みを洗い出しましょう。今までに経験してきた仕事を通して得られたスキルを強みにしてもいいですね。困難な仕事を乗り越えた経験があれば、その仕事をどう乗り越えたかを振り返るのもおすすめです。その困難の乗り越え方が、自分の強みとなります。

自分の長所を分析するのもいい方法です。採用面接時では自分の長所を証明するエピソードを踏まえると、説得力が増します。希望職種に活かせそうなスキルや求められているスキルが、自分では分からないときもあるでしょう。その場合は、業界分析を入念にしたり、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談したりしましょう。

3. 足りないスキルを習得する

キャリアチェンジ後に就く職種に関する知識やスキルがない場合は、通信講座や独学などでその知識やスキルを習得する努力をしましょう。面接の段階で、スキルを習得するために勉強中であると採用担当者に伝えれば、希望職種へのやる気と熱意を伝えられるからです。

もちろん、不足しているスキルは転職後に仕事を通して磨けます。しかし、転職前に勉強しておけば、ある程度知識やスキルがある状態で入社できるので、仕事もスムーズに取り掛かれます。

<年代別>キャリアチェンジのポイント3つ~30代編~

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30代でのキャリアチェンジは、20代のキャリアチェンジと比べると難しいといわれます。なぜなら、企業は即戦力を求めているからです。

しかし、次の3点を心掛けると、30代でもキャリアチェンジを実現できる可能性が高まります。

1. 希望職種への熱意を再度確かめる

キャリアチェンジに向けて行動する前に、自分が本当に転職したいのかを確かめましょう。キャリアチェンジしたい理由が「何となく他の仕事に興味がある」や「今の職場環境と仕事内容に不満がある」では、仮に転職できたとしても後悔する場合があるからです。

希望する職種への熱意が本物かを確かめるには、以下の2点を自分に問いかけて下さい。

  • キャリアチェンジをしなければ、自分のやりたい目標を実現できないのか?
  • 給料が下がってもやりたい仕事か?

2点の答えがあいまいであれば、焦ってキャリアチェンジをする必要はありません。今の会社でキャリアアップを図ったほうがいいでしょう。

2. ビジョンを明確にする

20代でのキャリアチェンジと同様、転職先でどのような自分になりたいかを明確にする必要があります。

まずは、転職先でのキャリアプランを立ててみましょう。詳しくは「<年代別>キャリアチェンジのポイント3つ~20代編~」に記載してあるので、参考にして下さい。

3. 即戦力となりそうな業務経験や強みを振り返る

今まで経験してきた業務経験を振り返り、希望職種ですぐ活かせそうな業務経験や自分の強みを洗い出しましょう。30代の転職希望者は即戦力として期待されています。自分の強みを理解し、軸のしっかりした一面をアピールできれば、異業界・異職種へのキャリアチェンジが実現しやすくなります。即戦力な人材という印象を、採用担当者にもってもらえるからです。

30代の人は、部下のマネジメントを経験している人も多いでしょう。マネジメント力は、異職種でも通じるスキル。マネジメントスキルがあれば、面接時に効果的なアピールができます。

女性のキャリアチェンジについて

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女性の場合は、ライフイベントを考慮してキャリアチェンジを考えるといいでしょう。結婚や出産などのライフイベントによって、キャリアが左右される場合があるからです。時短勤務できる仕事や休暇を取得しやすい仕事など、働きやすさを重視してキャリアチェンジを図るのも手です。

もし、キャリアチェンジをしてもやりがいを感じられる仕事をしたい場合は、今携わっている仕事でスキルアップしたり、マネジメント力を上げたりしてキャリアアップしておくことをおすすめします。ライフイベントの前にスキルアップしておけば、そのスキルを求めている企業から採用されやすくなります。

キャリアチェンジしても後悔のないように行動しましょう。

キャリアチェンジを成功に導く面接対策

キャリアチェンジを成功させるには、面接対策をしっかり行いましょう。

面接対策では特に、志望動機を明確にする必要があります。希望する業界や職種に就きたい理由があいまいだと、採用担当者に仕事に対する熱意を疑われるからです。結果、面接をパスできない日々が続き、転職活動もスムーズに進まなくなります。

ここで、採用担当者がキャリアチェンジ希望者に対してよく聞く質問とその回答例を取り上げます。

前職の退職理由について

質問例
「なぜ前の職を辞めたのですか?」
回答例
「私は7年間、営業事務に携わってきました。その業務で商品の売り上げの処理等を担当しており、売れ筋の商品を知る機会が多くありました。そのとき商品が売れる理由に興味を持ち始め、自分で商品を企画してみたいという気持ちから転職を決意し、前職を退職しました。御社は時代のニーズに合った商品を多く開発していると感じたため、応募致しました」

回答するときは、漠然とした理由でキャリアチェンジをするのではないことをアピールする必要があります。そのため、退職の理由は具体的に述べるといいでしょう。退職の理由を話すとき、前職に対するネガティブな内容(残業の多さや給料の低さなど)は言わないよう注意して下さい。

また、退職した理由と併せて、キャリアチェンジの理由(志望動機)を述べると説得力が増します。

「実績がある今の職種を続けた方が良いのではないですか?」や「なぜ、前職と異なる職種に就きたいのですか?」と聞かれたときも、同じように答えるといいでしょう。

入社後のビジョンについて

質問例
「希望職種を通して、あなたは弊社でどうなりたいですか?」
回答例
「将来は、Webディレクターとしてプロジェクトの管理に携わりたいと考えております。前職ではWebサイトの制作を依頼する側だったのですが、そのときに企画から運用まで幅広い業務をこなすWebディレクターの仕事に感銘を受けました。御社では時代のニーズに合ったWebメディアを多く手掛けているため、スキルの習得には多くの勉強と実務経験が必要になると考えております。即戦力となるように、日々スキルを磨いていきたいと考えております」

この質問に対して採用担当者に熱意を添えて答えるには、転職先における希望職種の仕事内容を十分に調べることが大切です。仕事内容と併せて、仕事を通して実現したい目標や転職先でどのような人材になりたいかを明確にしましょう。

不足しているスキルについて

質問例
「〇〇については勉強していますか?」/「不足しているスキルはどう補いますか?」
回答例
「〇〇については、独学で勉強しております。基礎レベルではありますが、入社後にはその知識を活かせると考えております」

回答するときは、足りないスキルを補う努力をしている旨を伝えましょう。

質問の内容が異なっていても、採用面接担当者が確かめたいのは主に以下の2点です。

  • 今までと異なる業界・職種に関わることへのやる気や熱意
  • キャリアチェンジへの本気度

意を決してキャリアチェンジをするわけですから、転職希望先でいかに自分が価値を高められるかを採用担当者に示せるように準備しましょう。

 

 

キャリアチェンジは、単なる転職とは異なります。未経験の業界や職種に携わるため、新しい気持ちでゼロからスタートするという覚悟が必要です。とはいえ、キャリアチェンジをすると、今までやってみたかった仕事に就ける可能性が高まります。対策をしっかり行って、キャリアチェンジを有利に進めましょう。

最終更新日
2018.08.03

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