「英語を使って仕事をしたい。でも、仕事で実際に使う英語ってどんなのなんだろう?」と疑問に思っている就活生や転職活動中の人、いませんか。Earth Technologyでは、英語を使ってIT業界で働くバイリンガルエンジニア多数活躍中。弊社エンジニアの経験を元に、ITの仕事の現場で使われる英語を紹介します。
仕様書でよく見る英語
仕様書とは、ハードウェアやソフトウェアの構成や仕様を詳細に記載した資料です。「仕様書」は英語で”specification”と訳されます。ITプロジェクトの進め方が記載されていたり、システム設計のために必要な情報が全て記載されていたりします。
近年、日本企業のグローバル化が進み、海外企業と仕事をする機会が増えました。そのため、英語の仕様書を見る機会が増えた、というエンジニアもいるのではないでしょうか。
今回は、英語の仕様書でよく見る英語表現を紹介します。
without notice:予告なく
This specification will be changed without notice.
(この仕様書は、予告なく変更されることがあります。)
仕様書の提供元がいつでも仕様書を変更できることを、仕様書の冒頭に明記します。進行中のプロジェクトで使われる仕様書は、たびたび変更されます。
“without notice”はITの仕様書でなくとも、手順書やマニュアルの注意書きに使われている表現です。ビジネスで頻出の表現なので、覚えておきましょう。
acronyms、abbreviation:略語
Acronyms (abbreviation)
IoT | Internet of Things |
GPS | Global Positioning System |
仕様書の冒頭には、「Acronyms」または「Abbreviation」という見出しが必ずあります。その章では、仕様書全体で使う略語が全て紹介されています。
Acronyms、Abbreviationはプレゼンや論文などでも使えそうですね。略語を説明する機会があったら使ってみましょう。
今回は、仕様書でよく見る「without notice」「acronym、abbreviation」という2つのエンジニア英語を紹介しました。
弊社のエンジニアには、日常英会話に慣れていても、いざ英語を使う仕事をしてみたら知らない表現や単語だらけで大変な経験をしている人がいます。これから英語を使って仕事をしたい、という人のために、エンジニア英語をどんどん紹介していきます。次の連載もお楽しみに!