「英語を使って仕事をしたい。でも、仕事で実際に使う英語ってどんなのなんだろう?」と疑問に思っている就活生や転職活動中の人、いませんか。
英語とIT用語を一緒に学べる「バイリンガルエンジニア英語集」をお届けします。エンジニアが使う専門用語を、少しずつ学びましょう。
ソフトウェアテストで使う英語
ソフトウェアは、「ソフトウェアテスト」という工程を経てユーザの手に渡ります。簡潔に言うと、動作確認です。動作確認でソフトウェアの欠陥を発見できないと、クレームや損害賠償に発展していまいます。
どんな種類のソフトやアプリ、システムであろうとソフトウェアテストは必ず行われます。ではエンジニアがどういった用語を使うのか、見ていきましょう。
evidence:作業証拠
“evidence”は中学校で覚える英単語ですね。証拠、根拠、証明と訳されます。ここで重要なのは、”evidence”が何を指すのかです。エンジニアから”Could you give me the evicence for this error?”と聞かれたら、以下の資料が求められていると思ってください。
- エラーログ
- エラー画面のキャプチャ画像
「エラーが起きました。」と報告するときは、上記のような資料を併せて提出しましょう。報告を受けた側がスムーズに次の行動を起こせます。
not responding:応答なし
PCでたくさんのソフトを起動させると、画面が固まることがありますよね。ソフトウェアテストのときに、期待する動作をしないどころか、全く反応しない場合が結構あります。ボタンを押したのに何も起こらない、ソフトを起動させたのにエラーメッセージが返ってこない、など。
そういったとき、報告書には”not responding”と記載します。「応答がない」ことを明確に伝えましょう。
今回はソフトウェアテストで使う英語を紹介しました。まだまだ専門用語はたくさんあります。英語とITの専門用語を一緒に覚えられるよう、定期的にバイリンガルエンジニア英語を更新していきます!