「英語を使って仕事をしたい。でも、仕事で実際に使う英語ってどんなのなんだろう?」と疑問に思っている就活生や転職活動中の人、いませんか。
連載6回目になる今回は、”man in the middle attack”について紹介します。日本語の専門用語を英語も一緒に覚えておくことが、バイリンガルエンジニアとして活躍するカギです!
情報セキュリティに関する用語
バイリンガルエンジニアは、ネットワークやITインフラなどを整えています。
「インターネット接続がない環境では生きられない! 」と思っている人は少なからずいるでしょう。企業も同様で、インターネット接続を含むネットワークが途切れると、仕事にならない場面が非常に多いです。
バイリンガルエンジニアは情報セキュリティに関する知識も求められます。今回は、情報セキュリティに関する単語、”man in the middle attack”について紹介します。
バイリンガルエンジニアとはどういう存在なのかもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
man in the middle attack:中間者攻撃
“man in the middle attack”は、日本語では「中間者攻撃」と言います。
まずは中間者攻撃の概念をシンプルに説明してみます。Aさんが、Bさんに対して請求書を送るとします。Aさんは請求書を作成し、宛名を書いた封筒に入れてポストに投函します。そこに、悪意あるCさんがポストに手を突っ込んで、請求書の振込先を自分の口座に書き換えて再投函。Bさんの元に請求書が届きましたが、Bさんは振込先が変わっているとは気づかず、Cさんにお金を振り込んでしまいました。
ITでの中間者攻撃はもっと複雑ですが、悪意ある人が必ず存在することは押さえておきましょう。一番身近なのは、無料Wi-Fiです。街中でWi-Fiを探していて、以下の画像のように鍵マークが付いていないWi-Fiを見つけたことはないでしょうか。
鍵なしWi-Fiに接続してメールやLINEを送ると、悪意ある人に内容を読まれてしまう可能性があります。メール内容であったら大したことはないですが、もしネットバンクにログインしたり、クレジットカードで買い物をしたりした内容を盗聴されたた大変です。
鍵のついていないWi-Fiを警戒し、”man in the middle attack”に遭わないようにしましょう。
今回は、情報セキュリティに関する専門用語の英語、”man in the middle attack”を紹介しました。バイリンガルエンジニアは、ITインフラの専門でありつつ、高度な語学力を持ち合わせている必要があります。今後もバイリンガルエンジニアが使う英語をたくさんお届けします!