自分らしく働く
2018.08.30

大手SIerから抜け出して気付いた、ワークアズライフを実現するための2つの鍵

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BY くぼす

ワークアズライフとは、落合陽一さんが提唱した働き方・生き方。私は平成生まれのミレニアル世代です。現在はEarth Labの編集をやっていますが、昨年までは大規模な企業で組み込みエンジニアとして働いていました。

転職をし、仕事と働くことについて思考することが多くなりました。気持ちよく働く、生きていくとはどういうことなのか、落合陽一さんのワークアズライフという概念を基に、考えてみました。

ワークアズライフとは

ワークアズライフとは、睡眠以外の時間は、仕事であり普段の生活である、ということです。ワークアズライフを実現するためには、仕事が「好きなこと」「趣味」「得意なこと」である必要があります。それは、AIやロボットが、今あるたくさんの職業を担うようになるからです。人間はAIやロボットでは生み出せない価値を提供するため、仕事だけでなく普段の生活からも価値を生み出し続けなければなりません。

アルバイトでも正社員でも同様ですが、働いているとどうしても睡眠・仕事・プライベートの3つに生活を分けて考えがちです。仕事とプライベートの両立を図る考え方として、「ワークライフバランス」があります。両立と言っても、残業を減らしてプライベートの時間を確保できるように働きかけるのがワークライフバランスです。休めるに越したことはないのですが、仕事がまるでワルモノのように扱われているのがワークライフバランスの欠点だと思います。

趣味や好きなことは、時間を忘れてやってしまいますよね。ということは、時間を忘れてもできることで生活できるほどの収入が得られれば、毎日楽しく生きられるのではないか、と考えられます。

 

正直、私は「好きなことで生きていくのは無理」だと思っています。奨学金を返さないといけないし、好きなことといえばテレビゲーム、得意なことはそれほどなし。

ですが、転職をして「働く意欲の根源」とは何かがちょっとだけわかった気がしました。決して時間を忘れるほど好きなことでなくとも、趣味でなくとも、ワークアズライフに近づく道はあるのではないかと思いました。

次章からは、前職の経験で学んだことを記します。そして、ワークアズライフに近づく鍵をお伝えします。

 

新卒一括採用ではやりたいことができる人は一握り

前職は、社員数1,000人を超える大手IT企業で、新卒で入社し総合職として働いていました。部署配属により、組み込みエンジニアになりました。ですが、組み込みエンジニアを目指していたわけではありません。総合職はいわゆる「幹部候補」ですが、特に昇進したい気持ちもありませんでした。

入社面接や面談ではやりたいことを伝えていました。しかし、結果は希望外の部署に配属。今思えば、働く意欲は部署配属時期からどんどん減少していました。

やりたいことはできないのが当たり前

新卒一括採用は、中途採用のようにポジションに対する採用ではありません。ですので、配属が希望通りに行かなくても当たり前なのです。

就職活動中は、とにかく内定が欲しかったのです。奨学金返済が特に私を焦らせていました。やりたいことが100%出来なくてもしょうがない、とは心の底で思っていました。しかし、実際に仕事を続けていくとモチベーションの維持がとにかく難しかったです。

「やりたいことではないこと」がいつしか「やりたくないこと」に変わっていったのです。

 

仕事が作業になっていく

「やりたくないこと」を続けていても、仕事ですから給料はいただいていました(本当に感謝しています)。それなりにスキルは身に付いていました。

ですが、不思議と仕事をしていくうちに、仕事が単なる「作業」となっていました。その「作業」に必要なスキルが身に付いた途端、仕事が時間潰しのように思えてくる感覚に見舞われました。

この時間を潰している間、自分は成長出来ているだろうか。チームに貢献できることは何かあるのだろうか。そう自問自答し始め、転職を決意しました。

 

 

ワークアズライフに近づくために必要なこと

やりたくないことを続けていてもモチベーションは下がる一方です。そして仕事が作業と化した時点で、自分の将来が見えなくなります。やりたいことをやれれば良いのですが、全員やりたいことをできるとは限らないでしょう。やりたいことがない人もいるのではないでしょうか。

私は、今のEarth Lab編集と前職の経験から、「自分が生み出した価値を信じる」「仕事・会社・チームを信じる」という2つがワークアズライフに近づく鍵なのではないかと考えました。

ワークアズライフの鍵1:自分が生み出した価値を信じる

仕事でやったこと、作ったもの、何でもいいので普段のPDCAの中に「褒める」を加えることが大事だと思います。自惚れに近いかもしれません。

たとえ拙いプログラムだ、と周囲の人に評価されたとしても、「昨日の自分には出来なかったこと。確実に一歩前進できた」と自分だけはポジティブに評価してあげてもいいでしょう。

毎日自分が生み出した小さな価値に気付ければ、少しずつ成長できます。学術的に言うと、「自己肯定感」を育むことが大事だということ。一般社団法人セルフエスティーム普及協会は「自己肯定感は人生の質を左右する」と述べています。

人生の大半は仕事です。仕事で自己肯定感をないがしろにしてはいけないことに転職して気づけました。

 

ワークアズライフの鍵2:仕事・会社・チームを信じる

私は、前職で配属が希望通りに行かなかったとき、会社に対して不信感を少し感じました。周囲の人は希望通りに配属された中、なぜ自分は希望外になったのだろうか、と思っていました。

今は、このEarth Labの価値が会社を後押しできると信じて日々活動しています。何より会社が好きです。社員一人ひとりのキャリアを一緒になって考えてくれる会社です。そして会社の価値は日本や世界を変えていくのではないか、と思います。

仕事はチームで行なっているので、チームメンバーとの信頼も重要だと感じています。このチームであれば価値を生み出せると信じることができれば、モチベーション高く仕事できると思います。

会社やチーム、自分の仕事を信じて気持ちよく貢献することが、好きなことでなくともワークアズライフに近づく鍵なのではないかと考えます。

 

 

私が前職で失敗して学んだことから考える、ワークアズライフに近づく鍵をお伝えしました。あくまでも個人的な考えなので、このワークアズライフについて、さまざまな経験や経歴を持つ人と意見交換したいと思っています。ぜひEarth LabのTwitter(@earth_lab_media)をフォローお願いします!

最終更新日
2018.08.31

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