こんにちは。アース編集部です。最近、会社の採用業務に携わっておりまして、「時代が変わったなぁ」と思ったことがありました。それは、応募フォームや会社説明会アンケートに性別欄を作らないこと。性別が合否判定に影響すると応募者に思われてしまう可能性もあるし、LGBT当事者の中には性別を記載することが苦痛になる人もいるそうです。「なるほどなぁ」と感心しました。
ということで、本日は採用業務をやっているにも関わらず多様性やセクシャルマイノリティに疎い私が、とりあえず勉強しよう!と思って読んだ本、特にマンガエッセイ本をご紹介したいと思います。
目次
①同居人の美少女がレズビアンだった件。/小池みき
タレントで文筆家のまきむぅこと牧村朝子さんを描いたマンガエッセイ。筆者と同じシェアハウスにまきむぅさんが住んでいたことから、このエッセイ漫画が誕生したそうです。とにかくまきむぅさんが行動的でパワフルでカワイイです。
②「性別が、ない!」人たちとのつきあい方~実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド~/新井洋
性自認や性指向がごっちゃになってしまっている人に読んでほしい一冊。いろいろなタイプのセクシュアリティが紹介されています。作者の新井さん自身はインターセックス。
③オカマだけどOLやってます。/能町みね子
性同一性障害、MtFの筆者が綴る日常生活。もともとのイラストブログを単行本化したもので、が社会に出て働くことになったときの苦労や恋愛事情などが書かれています。女子としての生き方、というハウツー本のような感じでした。
④レズビアン的結婚生活
東京ディズニーシーで初めて同性カップルの結婚式を行った東小雪さんと増原裕子さんのマンガエッセイ。結婚式に至るプロポーズの経緯や、お二人の経験が描かれています。ご両親の心境やカミングアウトの様子も読むことができて、ホロリと来る場面もありました。
⑤性別なんて決められない!
戸籍上女性の作者が中学時代に自身の体がどんどん男性化してきて、性分化疾患(インターセックス)という診断を受けてからのお話。インターセックスがどういったものなのか、どんな悩みがあるのかを知るのにとてもいいエッセイマンガでした。
まとめ
いかがでしたか?本が苦手でも、このようなエッセイマンガだと気軽に読めるのもいいところ。多様なセクシュアリティを学びたい方、エッセイマンガで勉強してみては?