自分を知る
2018.09.11

クリエイティブな人の7つの特徴|〇〇力が創造力のカギ

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BY くぼす

クリエイティブな人とは、創造力が優れた人のことです。新しいものを生み出すのが得意な人でもあります。アイデアマンや革新者と呼ばれる人はクリエイティブに見えるのではないでしょうか。本記事では、クリエイティブな人に共通する7つの特徴を紹介します。また、クリエイティブな人になりたいと思っている人が少なからずいると思います。そこで、クリエイティブな人に近づくポイントも併せて紹介します。クリエイティブな人の特徴を知ることで、クリエイティブになるためのヒントが得られるでしょう。

クリエイティブな人とは?

「クリエイティブな人」は、英語を直訳すると「創造的な人」です。実際の意味は、新しいものを生み出せる「ゼロイチ人間」に近いでしょう。ゼロイチ人間は、デザインが上手、創作ダンスができるといった創作活動を行うアーティストから、新たなビジネスモデルを構築したり、仕事が行き詰まった時に解決策を提案したりといったビジネスマンまで含まれます。

クリエイティブな仕事例:ITコンサルタント

ビジネスマンにおいては、クリエイティブな人が求められる仕事ほど給料がいいイメージがあります。例として、ITコンサルタントが挙げられます。ITコンサルタントの主な業務内容は、以下の3つです。

  • 問題解決
  • 経営戦略
  • 業務改革

ITシステムを用いて、クライアントの課題を解決し、改革や発展に導く仕事を行います。ITコンサルタントの仕事には、テンプレートも正解もありません。ITコンサルタントはITに関する技術力だけでなく、クリエイティビティ(創造性)が求められます。

ITコンサルタントが導いた課題解決案の実現には、SEやプログラマが関わっています。SEやプログラマは、課題解決案を実現するという正解が存在する仕事を行います。ITコンサルタントほどクリエイティビティは求められません。

では、ITコンサルタントとSE・プログラマの平均年収を比較してみましょう。

平均年収比較

ITコンサルタント:627万円

SE・プログラマ:467万円

引用:宝島社|日本人の給料大全(2017)

平成28年賃金構造基本統計調査から算出

上記のような現実を受けて、クリエイティビティを身につけたい、鍛えたいと思う人がいるのではないでしょうか。ですが、クリエイティブな人に関する研究によると、クリエイティブな人とそうでない人では、脳の働きに違いがあるようです。

クリエイティブな人は脳が違う

クリエイティブな人の脳に関する研究内容を紹介します。さまざまな研究結果によると、クリエイティブな人はクリエイティブでない人と見えている世界が違うようです。

アイルランド出身の詩人・作家であるオスカー・ワイルドは、以下のような名言を遺しています。

No great artist ever sees things as they really are. If he did, he would cease to be an artist.

偉大な芸術家は物事をあるがままには決して見ない。もしそうしたのなら、芸術家ではなくなっているのだ。

本章では、視覚情報の処理に関する研究を紹介します。あなたが視覚情報を多く取得できる人か、できない人かをチェックできる動画があります。ぜひやってみてください。

クリエイティブな人は〇〇が見える!

ハーバード大学による実験を紹介します。白いシャツを着たチームが、何回パスをするかを数えてください。

視聴しましたか? さて、肝心の答えですが、この実験においては特に回数は意味がありません! この実験の目的は、人は視覚から得られる情報を選択できるかどうか、ということ。途中で着ぐるみのゴリラが乱入して来たことに気付いたでしょうか。

ハーバード大学での実験によると、実験参加者の約半数がゴリラに気付かなかったそうです。このゴリラに気付かない現象は、非注意性盲目といいます。ゴリラに気付く人、気付かない人の違いは何かを調査した研究によると、ゴリラに気付く人は創造性と関連の深い「ある特性」を持っていることが分かりました。

その特性とは、「経験への開放性」。オーストラリアの心理学者、ルーク・D・スマイリー氏とアンナ・アンティノリ氏の研究論文によると、創造性と関連のある「経験への開放性」が高い人と低い人では、視覚情報の処理方法から異なる可能性があるそうです。つまり、視覚情報を処理する脳の回路の作りから異なるということ。

同じものを見ていても、脳の処理が異なれば当然「見ていたもの」の認知が人によって異なりますね。

経験への開放性とは

ゴールドバーグが提唱した「ビッグファイブ」は、人間の性格を構成する5つの要素を定義した論。人間の性格は、「神経症傾向」「外向性」「経験への開放性」「協調性」「誠実性」の5つの因子に分けられる。

経験への開放性は、知的・美的好奇心の強さや想像力に長け、新しい経験を受容できる傾向のこと。

クリエイティブな人の特徴

会社に勤めていると、さまざまな職種の人と関わります。今回、クリエイティブな人の特徴を探るため、普段私が接することの多いクリエイティブな人を観察してみました。観察した人の職種は以下の通り。

  • 社長
  • コンサルタント
  • Webデザイナー
  • ミュージシャン
  • ダンサー

その他にも、クリエイティブだなと思う有名人のエピソードを基に発見したクリエイティブな人の7つの特徴を紹介します。

探究心が強い

クリエイティブな人は、知りたい・やりたい欲求を満たすまでは行動を止めません。興味のあるものに対してはとことん知り尽くしたいのです。その欲求の対象は、オリジナリティにも及びます。自分が生み出すアイデアや作品は、いつも「200点だ! 」と思いたいのです。

アイデアが降ってきたときは、周りの声が耳に入らないこともしばしば。「これをやりたい! 」と思ったら、直前にやっていた作業をそっちのけで探求します。

好きなことであれば時間を忘れる

好きなことであれば、寝食を忘れて取り組みます。ひらめきを形にするために実現方法を考えていたら、いつのまにか朝になっていた、というデザイナーがいました。クリエイティブな人ののめり込む傾向は、好きなこと限定です。

嫌いなことに関しては、たとえやらなければならないことでも最後までやり切るのが困難なようです。

普通の人でも嫌いなことをやるのは気が進みませんが、強制されたらそれなりにやり遂げられます。一方、クリエイティブな人は、「できました。」と報告を受けても7、8割で断念していることがほとんど。

物事を抽象化して考える

物事の共通点を抜き出して把握する力を「抽象化思考力」と言います。クリエイティブな人は、抽象化思考力が得意です。特に、社長や専務といったビジネスリーダーは抽象化思考力に優れていると感じます。

抽象化思考力が優れている人は、物事の本質を見抜き、その本質の構造を図示するのも上手です。また、作業スピードがとても早いのも1つの特徴だと思います。

内省的である

クリエイティブな人は、創造性が平均的な人に比べて、脳の動きだけでなく心の動きも異なります。フランク・バロン氏とドナルド・マッキノン氏による研究では「創作作家は心理的健康度に関する全てのスコアが極めて高い」ということが判明しました。つまり、創造性の高い人は自分の心理状態を把握し、適切にコントロールできているのです。深く辛い悲しみですら、クリエイティブな活動に活かしているのでしょう。

参考:Creative people’s brains really do work differently

変化を厭わない

小説家や音楽家のような「クリエイティブ職」と呼ばれる職業に就いている人たちは、「フラックス世代」が多いそうです。

フラックスとは「流動、絶え間ない変化」を意味する言葉で、「変化する時代の流れに順応して楽しめる人」たちを指す。激動する政治や経済の情勢により、世界は従来の価値観が用を成さない、不確定な時代に突入している。フラックス世代とは、そうした時代の変化や不安定さを積極的に受け入れ、柔軟に対応しながら軽やかに生き抜く姿勢を持つ人々のことで、特定の年代を指すものではない。フラックス世代に属するのはITや広告、デザイン、アートなどの分野で活躍する人が多く、アメリカを中心に広がりを見せている。しかし、先に挙げた以上の具体的な定義がなく、出自も明確ではないため、一過性のバズワード(専門的な響きを持つ流行語)であるとの見解もある。

出典:コトバンク|フラックス世代

「ミレニアル世代」のように、フラックス世代は特定の時期に生まれた人を指す言葉ではありません。ですが、IT技術の発展により一般庶民の日常が大きく変わったのはここ10〜20年ぐらいではないでしょうか。スマホを1人1台持つようになるなんて、子供の頃の自分には到底考えられませんでした。

そのような昔はありえないと思っていた出来事から良い影響を受け、クリエイティブになれた人がフラックス世代。

「人と話しているときにスマホでメモを取るのはおかしい」「会社の飲み会の参加可否をLINEスケジュールで募るのはダメ」なんて頑固者は、クリエイティブとは言えませんね。

何度でも挑戦する

クリエイティブな人は、何度失敗しても諦めません。

実業家の堀江貴文氏は、宇宙ロケットの実現を目標とする企業、インターステラテクノロジズに出資しています。2018年9月現在、すでに2度の発射実験を行なっています。2度目の実験で失敗した際、堀江氏は「次の3号機を打ち上げるために、どういうふうに改善するのかが課題。そこに全力投球できるようにする。」とすでに次の実験に向けて頭を動かしていました。

(コメント引用:ホリエモンロケット、打ち上げ失敗し炎上。堀江氏「今までにない失敗モード」にじむ悔しさ

近年の、政治や技術発展による経済が不安定で予測できない状況を「VUCA」と言います。VUCAが広まった世界では、堀江氏のように何度失敗してでも挑戦する人が生き残る、と言われています。自分が好きなことにはとことんこだわり、何度でも挑戦するのがクリエティブな人です。

自己発信が得意

Earth Labでは、さまざまな方面で活躍するミレニアル世代にインタビューを行なっています。自分が一番輝ける働き方を見つけた人たちの共通点は、皆SNSやブログを活用して自分の活動を発信していること。

自分の得意分野は何か、どんな価値を提供できるかを見極め、多くの人からの共感やサポートを得ています。どういう情報を発信すべきなのか、SNSそれぞれの特性に合わせた使い方を熟知しています。

自己発信が得意なのは、クリエイティブなミレニアル世代の特徴だと思います。

クリエイティブになるにはやり抜く力が重要

実業家や経営者、小説家、イラストレーターなど、クリエイティブな人は成功しているように見えます。クリエイティブな人になりたいけど、創造性が平均的な人と高い人では脳の動きが違うので、どんなに頑張っても無理でしょ、と思っているのではないでしょうか。

脳の動きが異なっても、クリエイティブな人に近づけるよう、量で対抗することは可能です。また、クリエイティブな人の特徴の一部は後天的に備わった特徴。つまり、創造性が平均的でも努力次第で上げることは可能なのです。

本章では、クリエイティブな人になるための3つの方法を紹介します。

基礎を知る

「パクリエイティブ」という言葉を知っていますか。「パクリ」と「クリエイティブ」を合わせた造語です。世の中の新しい製品やサービスは、全くのゼロから作り出されたのではなく、ベースとなるものが存在するのです。

例えば、スマホやタブレット、PCのタッチパネル。ボタン式じゃなくなり、入力やスクロール・スワイプが楽になりました。ですが、スマホやタブレットよりずっと前から私たちの生活にはタッチパネルがありました。銀行のATMですね。

上記例のように斬新で新しいものは、すでにある何かを模倣し、クリエイティブで新しいものを付け加えているのです。

100%パクった製品やサービスを公開するのは違法です。ただし、公開せずに勉強のため一度パクるのは基礎を学べるのでおすすめです。どういう手順を踏めば効率よく作業を進められるか、一人で全てできるか、などを知ることができます。

パクることに抵抗があるなら、スクールやセミナーに通うことも有効です。イラストレーターになりたいけど右も左も分からない状態、どんな機材を揃えればいいかすら分からない状態なら、基礎が学べるスクールにまずは通うべきです。応用は、基礎があるからこそできるもの。

やり抜く力を鍛える

クリエイティブな人は、何度失敗しても諦めずに挑戦します。この諦めない力、やり抜く力は「GRIT」と呼ばれます。あらゆる分野で成功している人はGRITを持っているそうです。

このGRITは、鍛えることが可能です。つまり、努力次第でGRITを手に入れることができます。GRITに関する詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

GRIT(やり抜く力)を鍛えて成功を掴み取ろう

視野を広げる

前述の通り、クリエイティブな人は1つの絵やシーンから多くの情報を得られます。クリエイティブでない人は、1つのシーンから得られる情報が少ない分、以下のような視野を広げる活動を行なってみましょう。

  • 旅行
  • セミナーや勉強会に参加
  • 複業(副業)
  • イベント

多くの人に出会い、色々なものを見て、何を学んだかを考えるだけでも自分の視野を広げられます。

 

創造性は生まれつきの才能かのように思われがちですが、大人になってからでも十分鍛えられます。何にでも興味を持ち、たくさんの新しいものを見て経験して、学ぶところから始めてみましょう。もしかしたら、あなたの脳の働き方も変わってくるかもしれません!

最終更新日
2018.09.20

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