自分らしく働く
2018.09.03

メンターと呼べる人はいますか? 人生の大先輩が教えてくれること

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BY Philly

メンターという存在を知っていますか? メンターについての書籍が出ていたり、企業が制度として取り入れていたり、すでに広く知られています。本記事では、メンターについての解説と、Earth Technology株式会社で実践しているメンター制度について紹介します。

 

人生の先輩、メンター

メンターは、いわゆる人生の先輩です。メンターと出会うには、個人的に尊敬する人に「メンターになってください! 」と懇願する方法もあれば、企業があなたにメンターを付けてくれる場合もあります。どのような人がメンターなのか、メンターの果たす役割「メンタリング」について紹介します。

メンターとは

メンターについて、どのようなイメージを持っていますか。「生き方についてアドバイスをしてくれる人生の先輩」だと私は考えていました。同様なアイデアを持っている人が多いのではないでしょうか。その認識は遠くなく、神戸大学の論文では、メンターを以下のように定義しています。

Kram(1985)によれば、「ギリシャ神話に由来するこの『メンター(mentor)』という用語は、ヤングアダルトや青年たちが大人の世界や仕事の世界をわたっていく上での術を学ぶのを支援する、『より経験を積んだ年長者』を意味する言葉である。」(邦訳2頁)と説明している。

 

出典|メンタリングが職場に及ぼす影響〜個と組織の強さが両立する職場づくりにかかわる研究〜 竹内雄司

自分自身でメンターとなる人物を探す場合もあれば、企業の取り組みとしてメンターが存在する場合もあります。メンターに対して、経験やアドバイスを聞き入れる側をメンティーと呼びます。メンターには、さまざまな経験を経て視野が広く、一つの角度から判断しない人柄が求められると考えられています。

 

メンタリングとは

メンターに対してメンタリングという用語は、メンターが行う活動を指します。

メンタリングとは,メンターの ような役割を果たすことを指す。

 

出典|メンタリング概念の展開と課題 麓仁美

松山大学の論文によると、メンタリングの機能は大きく2つに分けられるそうです。キャリア的機能と、心理・社会的機能の2つです。まず、キャリア的機能には、仕事の悩みや業務のコツについての相談とその対応が含まれます。例えば、組織の事情について、メンティーよりも長く在籍するメンターだからこそ知っている情報があるはず。そのような情報を、必要に応じて伝達してあげることもメンターの役割です。

次に、同じく松山大学の論文によると、心理・社会的機能とは、個人のカウンセリングに近い相談や対応のことです。メンターは、メンティーが自己肯定感を感じられるように手助けをします。メンター自身が、メンティーの見本となるような価値観や姿勢を持っていることも、メンターの重要な要素といえるでしょう。

Earth Technologyのメンター/メンティー制度

Earth Technology株式会社では、メンター/メンティー制度を取り入れています。Earth Technologyの社員は、バイリンガルエンジニアとして、都内や神奈川近辺の企業に常駐して働きます。日々の業務を行う環境は、自社の社員よりも常駐先の社員に囲まれています。社会人経験の浅い社員にとっては、緊張の毎日です。そういった社員が気持ちよく働き成長できるよう、先輩社員であるメンターが精神的サポートを行う制度が用意されています。

メンティー=新卒社員の不安が取り除かれる

Earth Technologyでのメンタリング対象者は、新卒入社社員です。プロジェクト配属が異なる先輩社員と、メンター/メンティーとしてペアを組みます。入社してから、約半年後からメンター制度が開始されます。社会人でいることには慣れてきたもののまだまだ業務に慣れるには時間がかかっている、という時期じゃないでしょうか。

バイリンガルエンジニアの基礎知識である、ネットワークの勉強は入社後1ヶ月の研修でみっちり行います。とはいえ、現場に出てこそわかることが多いのも事実。同じような道を歩んできた先輩社員と話をするだけでも、知らず知らずのうちに感じていた不安が取り除かれるものです。

新卒社員の話を聞く先輩社員。Earth Technologyの社員は、約9割が留学やワーキングホリデーなどを経験しています。留学先が同じカナダだったようで、このあと話が盛り上がっていました。

 

真剣な面持ちで、仕事のことやプライベートのことなど、先輩に相談をしています。4月に入社して、プロジェクト配属から半年弱。常駐先だからこそ、普段は解決しづらい問題も、このメンター制度を利用して解決するチャンス。

 

優しく頷き、話を聞く先輩の姿。配属されているプロジェクトは違えど、ITのインフラを担当するバイリンガルエンジニアとして、アドバイスを送ります。

 

社員同士のつながりが生まれる

Earth Technologyは、普段は各社員が別々の企業のプロジェクトに配属されているため、社員同士で顔を合わせることがあまり多くありません。英語のレッスンを本社オフィスで行ったり、年末年始に社員全員で忘年会をやったり、とイベントはあるものの、年に数回程度です。配属後に「あれが聞きたい」「これが気になる」と思っても、聞くタイミングを逃してしまうことも。今回のメンター制度を良いきっかけとして、いろんな質問をぶつけるチャンスができたようです。

配属後は、どんな社員が入社しているのか、なかなか知る機会がありません。先輩社員も、新卒社員も、「こんな人も働いているんだ」と知ることは会社の理解につながりますね。

オフィスの近くにある、絶品バーガーを食べながら。「僕のときは……」と、先輩社員は自分の体験談を交えて話をしてくれます。「実は、自宅が近いじゃん! 」と思わぬ共通点の発見もありました。

 

人事担当も、質問を受け付けたり、話を聞いたり、と参加しています。優しい眼差しで皆を見守ります。安心してなんでも聞けますね。

 

 

Earth Technologyのメンター制度は、月1回の開催です。メンティーの悩みが多かったり、メンターが気になることがあったりすれば、開催頻度を調節して、ストレスが残らないようにしています。メンター制度は、メンティーのサポートのみならず、メンター自身の精神的成長にも繋がります。メンティーは、メンターの姿を見て将来をイメージしてキャリアアップを目指して欲しいと思っています。

最終更新日
2018.09.03

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