英語の名言集第2回です。今回は、映画とハリウッド俳優(女優)の英語名言をお届けします。多くの女性を虜にしている「プラダを着た悪魔」「マイ・インターン」といった映画や、女優のみならず活動家でもあるエマ・ワトソン。登場人物たちやエマの言葉から、勇気づけられた方も多いはず。いくつかピックアップして、お届けします。
映画「プラダを着た悪魔」の名言集
言わずと知れた、大人気映画「プラダを着た悪魔」。女性憧れの雑誌「RUNWAY」の編集長専属アシスタントとして働くことになった主人公アンドレア。自分の望んでいた仕事ではないし、編集長は実力者であり曲者。厳しい環境下で成長していくアンドレアから、仕事の姿勢を学ぶことができます。
You deserve it.
努力が報われたのね。
By アンドレア(映画「プラダを着た悪魔」より)
アン・ハサウェイ演じるアンドレアの言葉。アンドレアを支える同僚のナイジェルの昇進が決まった時に伝えた言葉です。
Fashion is not about utility. Accessories is a piece of iconography to use to express individual identity.
ファッションは利便性じゃない。アクセサリーは、アイデンティティの象徴だよ。
By ダグ(映画「プラダを着た悪魔」より)
アンドレアの恋人ネイトが「なぜ女性はそんなにカバンを持つの? 一つで十分。」と発言したことに対して友人のダグがフォロー。便利さよりデザインで選んで買い物をして、後悔したことがある女性は少なくないはず……
You can see beyond what people want and what they need… and you can choose for yourself.
人が何を求めて必要としているか、を超えて、あなたは自分のために判断できる。
By ミランダ(映画「プラダを着た悪魔」より)
アンドレアの鬼上司ミランダが、アンドレアの仕事ぶりを見て伝えた言葉。
You choose to get ahead.
前に進むことを決めた。
By ミランダ(映画「プラダを着た悪魔」より)
こちらも、ミランダからアンドレアに対しての発言。嫌々はじめた仕事だったはずなのに、いつの間にかのめり込んでいるアンドレアがいました。
映画「マイ・インターン」の名言集
映画「マイ・インターン」の主人公は、女性CEOとして忙しく働くアン・ハサウェイ演じるジュールズ。会社の取り組みの一環として、シニア・インターンを雇うことに。人生の先輩から教わる数々のことが、ジュールズに響きます。
Let’s make it happen.
行動あるのみ
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
ジュールズの専属インターンシップに配属された、ロバート・デ・ニーロ演じるベン。なかなか仕事を振ってもらえずに、時間を持て余していた自分に対しての言葉です。
Baby steps
一歩ずつ
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
インターンとして一歩ずつ成長していくベン。
It’s classic. It’s unbeatable.
クラシックは不滅だよ。
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
今時の若い社員から、70年代の持ち物に関して質問を受けたベンは、「クラシックは不滅だよ」と人生の先輩として応えます。あなたにとっての「クラシックで不滅なもの」とは何ですか?
You’re never wrong to do the right thing.
正しいと思うことは迷わずやれ
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
ジュールズから「あなたの名言は?」と聞かれた際に、ベンが述べた名言。
The best reason to carry a handkerchief is to lend it.
ハンカチを持ち歩く一番の理由は、貸すため。
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
さらっとこう応えられるベンの紳士ぶりが素敵ですね。男性も、女性も、見習いたいポイントです。
She handled life like it was easy. Always. Even when it wasn’t.
彼女は、悠々自適に生きていたよ。いつも。辛い時も。
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
ベンが死別した妻のことを語っていたシーンから。辛い時も、そんな様子を見せずに生活するのは、なかなか難しいです。
Someone may come in with more experience than you, but they’re never gonna know what you know.
君より経験のある人がやってくるかも知れない。だけど、君には及ばない。
by ベン(映画「マイ・インターン」より)
自分のポジションが誰かに代わってしまう場合もあるかもしれません。それでも、「経験だけではなくどれだけ目の前の仕事に打ち込めるかということが大事だ」とベンは教えてくれます。
Just do what feels right for you.
君の心に従って
by マック(映画「マイ・インターン」より)
ジュールズの夫マックが、忙しく働く妻に向かって伝えた言葉。自分の夢のための道、夫婦のための道、どちらかを選ぶのかはいつだって難しい選択ですが、自分の心に従いたいものです。
エマ・ワトソンの名言集
She takes a different course that was always what I loved about Belle.
彼女は人と違う道を選んでいた。そこがいつだってベルの好きなところでした。
昨年、エマ・ワトソンが実写版「美女と野獣」のベル役を演じて話題になりました。エマが、ベルのどんなところが好きかと聞かれた際の回答です。美しいベルは、本ばかり読んでいる変わった子だと思われていました。
I think it is right that I should be able to make decisions about my own body.
自分自身の体について自分で意思決定できるはずだと思います。
出典:Emma Watson at the HeForShe Campaign 2014 – Official UN Video
フェミニストとしての活動にも献身的なエマ・ワトソン。HeForSheというキャンペーンでのスピーチでの発言です。
If not me, who? If not now, when?
私じゃなければ、誰が? 今じゃなければ、いつ?
出典:Emma Watson at the HeForShe Campaign 2014 – Official UN Video
同じく、HeForSheキャンペーンでの発言。彼女の強さが伺えます。
I am willing to be seen. I am willing to speak up. I am willing to keep going. I am willing to listen up what others have to say. I am willing to go forward even when I feel alone. I am willing to go to bed each night at peace within myself. I am willing to be my biggest bestest most powerful self.
私は、見られることを厭わない。声を出す。進み続ける。周りの言うことに耳を傾ける。孤独を感じても前に進む。毎晩安らかな気持ちで眠りにつく。一番、最高の、パワフルな自分で居る。
エマ・ワトソン自身が大切にしている7つのセンテンス。今日からあなたも、寝る前にこう呟いてみてはいかがでしょうか。