自分らしく働く
2018.07.02

英語面接を乗り切るには? 使えるフレーズと対策を紹介

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BY Asako Fujiwara

外資系企業への就職や海外の大学の入学試験、留学などのシーンでは、英語での面接が行われることが多いです。

英語面接は日本人との面接とは異なり、英語面接ならではの対策とコツを知っておくことが大切。

ここでは、英語面接でよく聞かれる質問や対話などで使えるフレーズ、面接を乗り切るコツやおすすめの対策方法をお教えします。

英語面接の流れ5つのポイント

英語面接の流れは、日本語での面接とさほど違いはありません。しかし、英語面接ならではの、心掛けておきたいことや注意したいことがあります。

ここで、英語面接の流れを1ステップずつピックアップし、各場面を乗り切るコツを解説します。

1. 入室

面接部屋に入室したら、まずは面接官と挨拶を交わしましょう。英語面接の場合、挨拶をするときは”Hello.(こんにちは)”と言い、面接官と握手をするのが一般的です。面接官に好印象を与えるには、相手の顔をしっかり見て、笑顔で握手を交わすことが大切です。

入室の場面で”Excuse me.(失礼します)”と言って、面接官に挨拶しないように気をつけましょう。”Excuse me.”は本来、相手に質問をする前や話しかけるときに使われるフレーズです。「失礼します」と言って入室することは、日本人との面接においては常識ですが、英語面接では適切ではありません。

入室時の挨拶で、面接官は応募者の印象だけでなく、応募者が英語圏の文化を理解しているかもチェックしています。日本の習慣をそのまま英語面接の場でも行っていたら、英語圏の文化を理解していないとみなされるので注意しましょう。

2. 雑談

面接官との挨拶が済んだら、すぐに面接が始まる場合もありますが、雑談をすることもあります。初対面の人と会話するときに緊張をほぐすために行われるアイスブレークをイメージするといいでしょう。

英語面接での雑談は「今日は暑いですね」や「面接会場には迷うことなく来られましたか?」といったカジュアルな会話をすることがほとんどです。

緊張し過ぎてかえって声が小さくなってしまったり、面接官の顔を見ないで話したりしていると、暗い印象を与えてしまいます。面接官との雑談は緊張するかもしれませんが、リラックスして笑顔で会話をしましょう。

3. 対話

雑談を終えたら、質疑応答が始まります。面接官からの質問を受けて、自己紹介や志望動機、職歴、長所・短所などを話します。面接官の顔を見て堂々と話しましょう。

面接官との対話では、自分をいかに魅力的な人間であるかを示すことが大切です。外資系企業での就職・転職の面接の場合は、自分がその企業にとってどれだけ価値のある人間かを示します。

自己紹介や志望動機、職歴、長所・短所で使えるフレーズとポイントについては後述するので、参考にしてください。

4. 質問タイム

質疑応答を終えたら、応募者が面接官に質問できる時間が設けられます。

質問タイムでは、何らかの質問をするようにしましょう。なぜなら、質問をする=応募した企業や学校に関心があることを面接官に示すことができるからです。面接官も、応募者から質問があれば「興味を持ってくれているのだな」と思ってくれます。

そもそも、応募をしている時点でその企業や学校に関心を持っているはずです。関心を持っていれば、応募した外資系企業や学校について知りたいことが浮かんでくるでしょう。

英語面接の準備段階で疑問に思ったことや知りたいことをピックアップしておき、面接の場で聞けるようにしておきましょう。

5. 退室

面接官は、入室から退室まで、応募者がどのような人物なのか観察しています。

退室するときは”Thank you very much.(本日はありがとうございました)”と、面接の機会を与えてくれたことを感謝する気持ちを伝えましょう。感謝をできる人物だとアピールできれば、面接官の印象も良くなるでしょう。また、退室時でも、入室時と同じように”Excuse me.”と言うのは、英語面接ではふさわしくありません。

質疑応答や質問タイムが終わったからといって、気を抜かないように注意しましょう。退室するまでが面接です。

英語面接でよく聞かれる質問とその回答例

英語面接に臨む前によく聞かれる質問を把握しておくと、本番で自信を持って答えられるようになります。

ここで、英語面接において面接官が応募者に対して聞くことが多い質問とその回答例を10フレーズ取り上げます。

志望動機関連

・Why should we hire you?(弊社があなたを採用すべき理由は?)

・Why did you apply for the position of 〇〇?(なぜ〇〇の仕事に応募したのですか?)

海外企業や外資系企業での面接でよく聞かれる質問です。

 

留学での面接時では、

・Why are you interested in 〇〇?(なぜ〇〇に興味があるのですか?)

と質問されるでしょう(〇〇には学校名や学部名が入ります)。

 

企業や学校に「どれくらい興味があるか」という質問で、面接官は応募者が企業や学校にふさわしいかを確認しています。

答えるときは、自分が企業にとって価値があることや即戦力があること、学校で勉強することに向いていることを示しましょう。

回答例

I was the captain of my high school’s tennis club. Through the experience, I learned the importance of talking some problems with team members and finding the appropriate solution. I’m sure that I have organizational skills. I would like to put this skills in my jobs.

(私は高校のテニス部のキャプテンでした。その経験を通じて、問題に直面したときにチームメンバーと話し合い、適切な解決方法を見出すことの大切さを学びました。私には組織をまとめる力があります。このスキルを仕事に活かしたいと考えております)

経験関連

Tell me about your experience (yourself).(ご自身の経験について話してください/ご自身について話してください)

自身の経験に対する質問に回答するときは、自分がいかに企業や学校にふさわしいかを述べます。今までの業務経験や勉強で学んだことが、応募した職種や学部にどう活かすことができるかを含めるようにしましょう。

回答例

After I graduated from 〇〇, I worked at △△ as the sales representative for □ years. I was able to increase the sales over the previous year. I’ve learned the importance of achieving my goal through my work experience. I believe that I would work hard to achieve profit target.(〇〇を卒業後、私は△△で□年間、営業として勤務しておりました。そこで、前年度より売り上げを伸ばすことができました。営業の仕事を通して、目標を達成することの重要さを学びました。私は利益目標を達成するために、一生懸命業務に取り組むことができると考えております

パーソナル関連

・Which class did you like?(好きな科目は何でしたか?)

・What would like to do in your free time?(余暇には何をするのが好きですか?)

面接官が応募者の性格や嗜好を知りたいときに聞く質問です。

答えるときは、好きなことに対する理由も用意しておくことが大切です。

回答例

I like taking a walk because I always find something new when I go to an unknown place.(私は散歩が好きです。なぜなら、知らない場所へ行くといつも新しい発見があるからです)

対処関連

・How did you resolve conflicts with others?(他人と衝突したとき、あなたはどのように解決しましたか?)

・How do you cope with a problem if you don’t have any work experience?(業務経験がない場合、問題が起きたらどのように解決しますか?)

困難な状況に直面したとき、応募者がどのように対処するのかを確認する質問です。特に、海外企業や外資系企業での英語面接で聞かれることが多いでしょう。

なぜこのような質問をするのかというと、応募者がどのように問題を効率よく解決・対処するかを知りたいからです。応募した仕事の適性を見るためにも聞いているといってもいいでしょう。

回答例

When I worked as a sales representative with team members from different countries, I didn’t understand cultural differences. I wasn’t flexible with other opinions. My boss advised me to open-minded to other opinions. Then, I realized that I should understand various cultural backgrounds and work collaboratively with them. I was able to work more comfortable with team members.

(営業として出身国が異なるチームメンバーと働いていたとき、文化の違いを理解していませんでした。他人の考えに柔軟でなかったと思います。そのとき、上司が他人の意見に耳を傾けるようアドバイスをくれました。私は彼らの文化的背景を理解し、協力し合って働くべきであったことに気が付きました。以来、私はチームメンバーとより協力して働けるようになりました)

業務関連

Where do you see yourself in 〇 years?(〇年後、あなたはどうなっていますか?)

将来についての質問には、キャリアアップして管理職に就くなど、昇進したい旨を伝えるといいでしょう。

 

回答例

I’ll be a manager in the sales department. There is a possibility to handle some difficult tasks but I’ll perform them with effort. (営業部のマネージャーになっていると思います。困難な課題に直面することもあるかと思いますが、誠実に働きたいと考えております。)

その他

Do you have any questions?(何か質問はありますか?)

英語面接の最後で聞かれることが多い質問です。”I have no questions.”(特にありません)と答えるのではなく、1つでも何か質問するようにしましょう。

 

回答例

・Why is the position open (available)?(その職が空いているのはなぜですか?)

・Do you have many opportunities for training to improve skills?(御社ではスキルアップのための研修の機会を多く設けていますか?)

 

英語面接で使えるフレーズ15選

ここでは、英語面接で必須ともいえる自己紹介や志望動機、職歴・学歴、長所・短所を話す場面で使えるフレーズを15個取り上げます。

海外企業や外資系企業、留学の面接で活用できるフレーズなので、空所の部分はアレンジしてみてください。

 

自己紹介

自分の名前を告げるときは、

・My name is 〇〇.(私の名前は〇〇です)

と丁寧な表現を使いましょう。”I’m 〇〇.”と言いがちになりますが、これはカジュアルな表現です。英語面接ではふさわしくありません。

 

また、自己紹介の場では、中途採用の面接では前職について、新卒や留学の面接では出身校について説明することもあるでしょう。前職や出身校を話す場面では、以下のフレーズが使えます。

・I’ve been working at 〇〇 for □ years. I’m responsible for △△.(私は〇〇で□年勤務しており、△△の職種に就いておりました)

・I graduated from 〇〇. My major was □□.(私は〇〇を卒業しました。専攻は□□でした)

 

以下は、前職や学校で学んできたことが、仕事でどう活かせるかを伝えられるフレーズです。

・I think I’m able to 〇〇.(私は〇〇ができると考えております)

 

志望動機

志望動機では、応募した企業や学校に興味があったことを示すフレーズが使えます。

・I’ve been very interested in 〇〇.(私は〇〇にとても関心がありました)

 

企業理念や学校の方針などに感銘を受けた場合は、以下のフレーズが使えます。

・I’m impressed by 〇〇.(私は〇〇に感銘を受けました)

 

また、応募した企業や学校に入ったら自分ができることや、やりたいことを述べるといいでしょう。

・I believe that 〇〇.(私は〇〇と確信しております)

・I would like to 〇〇.(私は〇〇をしたいと考えております)

 

職歴・学歴

職歴や学歴を話すときは、自己紹介で取り上げたフレーズが使えます。加えて、次のフレーズを使って、前職や学校で学んだことを伝えると効果的です。

・I learned a 〇〇 through □□.(私は□□を通して、〇〇を学びました)

・Working for 〇〇 gave me the opportunity to □□.(〇〇での仕事は、私に□□の機会を与えてくれました)

・The experience taught me 〇〇.(この経験により、私は〇〇を学びました)

 

長所・短所

長所を述べるときは、自分の長所が仕事や勉強にどう活かせるかを伝えられるフレーズを使いましょう。

・My greatest strengths is 〇〇. If I’m hired by your company, I will □□.(私の長所は〇〇です。もし御社に入社できたら、□□をするでしょう)

・I think I’m good at 〇〇. If I’m hired by your company, I will □□.(私は〇〇が得意です。もし御社に入社できたら、□□をするでしょう)

 

短所を述べるときは、次のフレーズを使って改善点を述べると効果的です。

・I’m not good at 〇〇, so I’m studying □□.(私は〇〇が苦手です。このため、今□□を勉強しています)

・I sometimes act 〇〇. Now, I try to □□.(私は時々〇〇してしまいます。今は、□□するように努めています)

 

英語面接を乗り切る4つのコツ

母国語ではない英語での面接は緊張が伴うものです。次の4点を心掛けて、英語面接を乗り切りましょう。

 

1. 練習を繰り返す

英語面接でよく聞かれる質問や回答例、面接官への質問を集めれば準備万端ではありません。本番で伝えたいことを言えなかったり、緊張したりしないためにも、回答例や英語面接で使えるフレーズを声に出して練習しましょう。

英語面接の練習は一度や二度ではなく、繰り返して練習することが大切です。複数回練習することで体に染み込みますし、面接本番では自信を持って臨めるでしょう。

 

2. 失敗を恐れない

失敗は誰でもしたくないものです。しかし、失敗することを恐れていると、かえって緊張してしまう可能性があります。

面接官にとって重要なのは、応募者のコミュニケーション能力です。このため、多少の間違いがあっても相手と会話ができていれば、評価されることが多いのです。

もし言い間違えてしまったり、うまく発音ができなかったりしても、気にしないようにしましょう。英語面接では謙遜することなく、自信を持って話すことが大切です。

 

3. 丁寧に明るく話す

面接官へ良い印象を与えるためにも、終始明るく笑顔で話すようにしましょう。注意したいのが、明るく話す=カジュアルに話すということではありません。

英語は日本語と違って尊敬語や謙譲語はないといわれていますが、丁寧な言葉使いは存在します。たとえば「ありがとう」の場合、”Thanks.”はカジュアルな表現、”Thank you very much.”は丁寧な表現です。英語面接では、同じ意味でも丁寧な表現を使いましょう。

 

【丁寧な表現の一例】

・I would like to 〇〇. (〇〇したいです)

・Could (Would) you please 〇〇?(〇〇してくださいませんか?)

・I’m afraid (I suppose) 〇〇.(〇〇と思います)

・Certainly. (もちろんです/かまいません)

 

4. 聞き取れなかった質問はためらわずに聞く

面接官の中には、話すスピードが早い人もいます。投げかけられた質問を聞き取れないこともあるでしょう。

質問を聞き取れなかったとき「再度質問したら印象が悪くなりそう」と思って、その場しのぎの答えをするのはかえって失礼です。質問内容が分からなかったら、ためらわずに聞きましょう。

 

面接官に再度質問内容を言ってほしい場合は、次のフレーズが使えます。

・I’m really sorry. Could you repeat it once again?(申し訳ございませんが、もう一度おっしゃってくださいませんか?)
・I didn’t understand (I couldn’t catch) what you said. Would you please say that again?(質問が聞き取れなかったので、再度おっしゃってくださいませんか?)

もし、面接官の話すスピードをゆっくりしてほしいときは、次のフレーズが使えます。

Could you speak slowly, please?(ゆっくりお話ししてくださいませんか?)

おすすめの英語面接対策法

英語面接の練習は、一人で想定問答集を作るだけでは限界があります。実際の面接の場をイメージしづらいからです。万全の態勢で英語面接に臨むためには、練習相手がいて、実際の英語面接をイメージできるような練習の機会を持つのが好ましいです。

ここで、実際の英語面接をイメージできる、おすすめの英語面接対策法を2つ取り上げます。

 

1. オンライン英会話を活用する

オンライン英会話と聞くと、日常会話といったカジュアルな英会話を学べる場をイメージするでしょう。しかし今は、英語面接対策レッスンを設けているオンライン英会話もあります。

具体的には、英語面接で使えるフレーズを教えてくれたり、ロールプレイングによる実践的な練習を提供してくれたりするようです。

オンライン英会話を活用するメリットとしては、

1. 自宅で講師と英語面接対策ができる

2. 比較的リーズナブルな料金でレッスンが受けられる

3. 講座申し込み後、講師に空きがあればすぐに英語面接対策を始められる

の3点が挙げられます。

英語面接までにあまり時間がなかったり、近くに英語面接対策講座を設けているスクールがなかったりする場合は、オンライン英会話を利用してみてはいかがでしょうか。

 

2. 英会話スクールの面接対策講座を受ける

英会話スクールの英語面接対策講座を受けるのもおすすめです。基本的には、オンライン英会話で受けるレッスンと内容にさほど差はないといっていいでしょう。

ただ、オンライン英会話と英会話スクールの英語面接対策講座との違いは、

1. 講師と直接対面で英語面接の練習ができる

2. 本番さながらの英語面接対策ができる

の2点が挙げられます。

つまり、実践的な英語面接対策ができるのが英会話スクールです。

英語面接が初めてで不安があったり、じっくり時間をかけて英語面接対策をしたかったりする場合は、英会話スクールの面接対策講座を受けるといいでしょう。

 

英語面接は、日本人との面接の違いと英語圏の文化を理解することによって乗り切ることができます。また、間違えても積極的に伝えようとする姿勢が大切です。

失敗を恐れず、自信を持って英語面接に臨みましょう。

最終更新日
2018.08.03

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