自分を知る
2019.03.25

サーバエンジニアになるために必要な知識・資格は?気になる年収も紹介!

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BY アース編集部

サーバは、ネットワークを利用したサービスを構築するために欠かせないコンピュータのことを意味します。何気なく利用しているWEBの情報は、サーバというコンピュータで管理されています。サイトを運用する人は、この媒体からWEBで情報を公開するためのデータの送受信をしてもらっています。ドメインやメールアドレスといった便利なサービスも、サーバが管理している一つの代表的なサービスです。WEBに存在しているユーザーの情報を、誰でも簡単にネットワークを通して保存したり公開できるメリットがあります。言い換えると、この媒体が存在しないとまともにネットワークは機能しません。現代社会を支えているIT産業の根幹といえます。

サーバエンジニアってどんな仕事?

サーバエンジニアは、サーバを構築したり管理する職業のことです。コンピュータシステムを構築したり、無事に運用を進めることができるようにシステムそのものをメンテナンスする大切な仕事です。広範な知識とそれに伴う実践的なスキルが求められます。

コンピュータシステムの構築作業

サーバエンジニアの代表的な仕事内容に、サーバシステムの構築作業があります。サーバはプログラムだけで成り立っているものではなく、現実的なコンピュータとして管理されているものです。ユーザーが使うパソコンのように、システムを管理するための大きな箱が必要になります。ネットワーク回線の通信速度やそれに伴う電源容量などを厳密に考慮して、システムが稼働するのかを検討しなくてはいけません。当然、システムにはコストが必要になるためコストバランスを考慮したシステムが求められます。システムの根幹を考えるプログラマと協力をして、コンピュータそのものの構築を行っていきます。

現実的な作業も必要になる

コンピュータシステムの構築のためには、現実的な作業が不可欠です。ネットワーク回線や電源周りの提案ができたとしても、それを実際に配線できないと意味がありません。そのため、配線作業などの現実的な行動もサーバエンジニアの仕事になります。また、同様にサーバとして稼働しているコンピュータに、システムが稼働するための機械製品を挿入していく作業もしなくてはいけません。今後のメンテナンスを考慮して構築する必要があるため、繊細で綿密な作業が求められます。メンテナンスは、こうした物理面とプログラム面の二つを考える必要があります。

コンピュータにあったプログラムの導入

物理面における現実的な作業が終わった後は、実際にコンピュータシステムとしてサーバを稼働させる必要があります。そのため、サーバエンジニアはOSやアプリケーションを導入してプログラム面での作業を実行していきます。サーバに関しては、通常のパソコンと異なって専用のアプリケーションが必要になります。ネットワークを前提としているため、このシステムが根幹となって情報を提供できなくてはいけません。ですから、サーバエンジニアはコンピュータシステムに応じて最も適したアプリケーションを選択する素養が求められます。

運用中の保守やメンテナンス作業

実際にコンピュータシステムが稼働してネットワークの構築ができた後は、サーバを運用しながらメンテナンス作業をしていきます。特に重要なのが、問題なく保守し続けることができるかどうかです。例えば、サーバに何らかの障害が発生した場合にはネットワークに不備が生じてしまうことになります。ネットワークに関連する様々なデータが保存されていますので、システムに障害があるとアクセスするユーザーの要求が拒否されてしまいます。こうなると大きなトラブルにも発展するため、運用中の保守やメンテナンス作業は不可欠になります。

サーバエンジニアの仕事をするために必要なスキル

サーバエンジニアには、コンピュータに関する広範な知識が必要です。また、現実的な作業をするために技術者としてのスキルも必要になります。電線の設置作業を一つでも間違えば稼働しないため、コンピュータの知識だけに偏った勉強をしないように気をつけることです。

特定の製品の知識を習得する

サーバの勉強では、特定の製品の知識を習得することがとても大切です。基本的に、システムを作っていくときに使われる精密機械は、同じ会社が提供しているものが非常に多いです。これは、機械同士の相性の問題があるからに他なりません。通常のパソコンを作る時も同様ですが、精密機械には互換性が存在しないものがあり、特定の製品を繋ぐと起動しなくなってしまうものもあります。

サーバの場合は、世界的に利用されているコンピュータシステムということもあってより繊細に考えなくてはいけません。ですから、前提として製品の知識を身に着けることが大切です。

コンピュータはなぜ動くのかを勉強する

サーバエンジニアにとって、OSやそれに伴うアプリケーションの知識を習得することは不可欠です。特に、OSはコンピュータシステムを考える時に無くてはならないものです。コンピュータは、そのままの状態だと機械言語しか理解することができません。人間の要求に効率的に応えることができるのは、人間の言語をわかりやすく翻訳して解釈してくれるOSが存在するからです。そしてそれぞれのOSには、相性のあるアプリケーションがあります。基盤としているプラットフォームが異なると全く利用できなくなるため、OSとアプリケーションの勉強は必ずしなくてはいけません。

ネットワークを理解しよう

サーバは、ネットワークを作っていくコンピュータなのですからネットワークそのものの理解を深めることが大切です。一言でネットワークといっても形としては有線であったり無線であったり様々な形が想定されます。コンピュータ同士を接続している概念であるため、ユーザーの目に見えない状態であっても実は繋がっている技術も存在します。例えば、クラウドサービスなどはこの典型的な技術です。ネットワークでデータを管理してそれを共有する根本的な概念が理解することが、サーバエンジニアに求められていることです。

最も大切なプログラミング言語の勉強

WEB開発には、プログラミング言語が利用されています。これは、サーバでも例外ではありません。コンピュータシステムであるサーバでは、そこで管理ができる様々なプログラミング言語が存在します。一見すると同じように見える言語であっても、中身は全く異なります。ユーザー側が機械言語を翻訳しなおす必要があるものと、最初から能動的なアクションを示してくれるものと様々です。特に、サーバ開発に関しては会社やそれを利用したいユーザーによって求められる言語が全く異なります。それらに対応できるように、いくつかのプログラミング言語を勉強しておかなくてはいけません。

持っていると良い資格

サーバエンジニアには、コンピュータを一から構築するための経験と知識が必要になります。特に、OSに関する経験と知識は必須になります。どれか一つ、ではなくすべてに精通する必要があるためこの点を理解しておくことが大切です。

コンピュータが動く仕組みを理解する

コンピュータが動く仕組みを理解することは、サーバエンジニアに必ず求められるスキルです。OSは、大手のIT企業から提供されて利用しているユーザーが大半です。サーバエンジニアの場合には、そこで終わるのではなくなぜOSによってコンピュータがスムーズに動くのかを理解しておく必要があります。大手の企業が提供しているOSに関しては、知っておいて当然のレベルまで持っていかなくてはいけません。これを理解するのならば、MCPという世界共通の資格が存在しますのでこれを取得することが一番の近道です。

オープンソースのOSを勉強しよう

OSの中には、オープンソースで開発されているものが存在します。これらに関する資格は、サーバエンジニアにとって必須の資格ではありません。しかし、知識に関しては必要不可欠だと考えて間違いありません。特に、オープンソースのOSに関しては就職活動や転職活動の際の大きなアピールになります。大手のものと異なって互換性が存在しないアプリケーションも多く、独立性が高いのでこの知識を持っているだけでも重宝されます。実際に、専用の資格としてLPICという資格が提供されていますので、習得しておくと大変便利です。

ネットワーク関連の資格と経験

ネットワークは、特に複雑な知識が必要な分野であるため資格についても段階的な試験がある特徴があります。例えば、中規模ネットワークを作っていきたいと考えている場合にはそれ専用のCCNAというものが存在します。知名度が高いものが多く、経験を積んでいなくても資格を有しているだけで評価が高くなります。また、さらに高度な資格としてCCNPというものも用意されています。これに関しては、3年以上の実務経験が存在する技術者に向いています。経験を積んでこのスキルを持っておけば、どの会社でも良い待遇で迎え入れてくれる可能性が高まります。

物理層の知識と経験は重宝される

システム面で自信がない人でも、物理層の経験が存在すればサーバエンジニアとして活躍できる可能性が非常に高いです。システム面の知識や経験は資格で補うことができますが、物理層の経験は資格で補うことはかなり難しいです。

実際にトラブルがあったときには精密機械を操作しなくてはいけませんし、物理的に故障を確認する必要があります。機械周りのスキルや経験は現実的にその物体に触れないと得られないので、この点の経験や資格は別に考えることが大切です。

年収とキャリアパス

サーバエンジニアの年収は資格や経験によってかなり異なります。ただ、インターネット社会に欠かせない職業であることから、平均年収に関しては通常のサラリーマンよりも多いことがあります。つまり、地域や条件によって大きく違うという特徴が存在します。

20代の平均年収も高い

大学の新卒社員として働く場合、20代の平均年収はだいたい400万円前後であることが多いです。特に、名前が売れている企業に入ると30代に入る段階で500万円から600万円程度の年収に上がることも珍しくありません。サーバエンジニアは、学校時代にアルバイトなどで経験を積むことがなかなかできない職業です。そのため、実践的に経験を積んでいくしかありません。キャリアパスを考慮するならば、資格でより良い待遇を得て年収を上げることも求められます。特に、習得できるものが一つではないためその企業が求めているものを習得する必要があります。

年収と契約形態は密接に関連している

サーバエンジニアのように、ネットワークやWEBに関連する職業では契約形態が非常に大切になります。そもそも、エンジニアの中には一つの会社に就職をして職務を行うことに抵抗を感じる人も少なくありません。これは、エンジニアの活動がクライアントとの打ち合わせによって大きく異なってくるからです。組織に属すると、プロジェクトの相談から提案まで全て同じグループで行う必要があります。これは、エンジニアにとって必ずしもプラスになるとは限りません。派遣や契約社員で働いている人も多く、契約形態で年収はかなり違ってきます。

キャリアを積んだらフリーもありえる

サーバエンジニアの利点は、キャリアを積んだらフリーに転職することも十分にありえることです。実際に、エンジニアとして活動している人の中にはフリーランスとして働いている人も多いです。フリーランスの利点は、クライアントとの交渉によって成功報酬を大幅に向上させることができる点です。本人のスキル次第によって納期や提案が違ってきますので、能力がある人ほど大きな年収を獲得できます。キャリアを積んでからフリーになると、それまでのコネクションを活かして活動できるのも利点です。この場合、通常の平均年収を遥かに上回る可能性があります。

グローバルな活動も夢ではない

サーバエンジニアの将来性は非常に高く、グローバルな活動も夢ではありません。実際に、世界的にエンジニアは重宝されている存在です。日本と世界の平均年収を比較すると、同じプログラミング言語を利用しているにもかかわらず大きな違いがあります。中には、フリーで活動していても年収1000万円を超えている人もいます。ネットワークやコンピュータシステムなどのIT技術は、現代社会にとって世界的な基盤となっているものです。将来的に海外でも活躍したいと考えている人にとって、サーバエンジニアの将来性の高さは非常に魅力的です。

 

サーバエンジニアは、今日のネットワーク社会を陰から支えてくれている優秀な人材です。コンピュータシステムを作り、物理面でのメンテナンスもできる貴重な存在です。ですから、IT技術やネットワーク社会が廃れない限りこの職業の需要が社会から無くなることはまずありません。要求されるスキルが高いことに間違いはありませんが、それに見合った待遇をしてくれる可能性が高いのも事実です。特に、サーバエンジニアはグローバルな存在です。日本国内だけで通用するのではなく、スキルを持った人は国の壁を越えて世界で活躍できる人材にまで成長できます。もちろんグローバルに活躍するためには、英語力が必要不可欠です。まずはキャリアプランを立て、そのプランを実現するために、ITやその他の必要な知識・スキル・経験を着実に身につけるのが一番近道なのではないでしょうか。

最終更新日
2019.03.25

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