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2018.10.07

海外インターンを有意義な経験にしよう! プログラムの選び方と注意点を解説

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BY Philly

ビジネスにおいてグローバルな視点を持つため、海外でインターンを経験してみたいと考えている人も多いでしょう。しかし、単に海外でインターンを経験してみたいと思うだけでは意味がありません。海外でインターンを経験するからには目的を定め、その目的に合ったインターンプログラムを選ぶことが大切です。ここでは、海外インターンを成功させるためのプログラムの選び方や注意点を解説します。

海外インターンで学べること

インターン(インターンシップ)は、企業が就業体験の機会を学生に提供する制度です。海外インターンの参加者は、興味がある職業の実践的な業務や知識を学べます。

海外インターンは採用に直結する割合が多いです。企業が即戦力の人材を求めているからです。そのため1ヶ月~1年以上の就業期間で実践的な仕事を任せ、インターン参加者の適正を見極めています。

一方、日本企業のインターンは1日~2週間の短期間開催が多いです。就活前の職業体験や採用フローの一部の意味合いが強く、海外インターンとは性質が異なります。

海外インターンに参加することで、より実践的なビジネススキルを学ぶことができます。インターンの参加者は学生が多いですが、最近は社会人がキャリアアップや転職のために参加することも増えてきています。

海外インターン5つのメリット

インターン制度は、日本の企業でも取り入れられています。つまり、わざわざ海外に行かなくても職業を経験できる場があるということです。

では、海外に行ってインターンを経験するメリットは何でしょうか? 5つのメリットを紹介します。

1. グローバルな視点が身に付く

海外インターンを経験することによって、グローバルな視点が身につきます。

海外インターンでは現地の人と一緒に仕事をします。日本とは異なる環境で、さまざまな文化的背景を持つ人と働くことで、インターン先の国の文化や習慣、価値観を理解できます。また、視野が広がることで、異国の立場から日本の文化や価値観を俯瞰的に見るスキルも身につけられます。

視野が広がり他人を受容できるようになれば、自分の意見を主張しつつ相手を尊重できるようになります。ビジネスで重要なディベートの能力を高めることもできるでしょう。

2.異文化コミュニケーションができる

海外インターンでは、受け入れ先の企業に、現地の国以外から働きに来ている人がいる場合もあります。そのため、インターンを通して、国籍が異なる人々とコミュニケーションを取れる機会があります。

インターン先の国だけでなく、さまざまな国の文化や価値観を知ることができれば、さらにグローバルな視点を高められるでしょう。インターン先に、母国を出て働きに来ている人と異国の地で働くことの大変さや喜びなどを分かち合うこともできるでしょう。

3.ビジネススキルがアップする

海外インターンでは、職業経験といっても実際の仕事と同等の業務に関わります。大学生も社会人も、異国の地の実務経験を通して日本のインターンでは得られないビジネススキルを磨くことができるのです。

大学生の場合は専攻分野に関わる業務を経験することで、将来その職業に就くためのビジネススキルを身につけることができます。仮に海外インターンで経験した職業に就くことがなくても、身につけたビジネススキルは無駄にはならないでしょう。社会人の場合は、携わっている業務のスキルを上げるだけでなく、海外企業で自分の力がどれだけ通用するかを知ることもできます。

4.実践的なビジネス英語を身につけられる

海外インターンでは業務を通じて、実践的で生きたビジネス英語を身につけられます。現地の人の英会話を聞けば、シチュエーション別の英語や経験している職業に関する専門用語を学ぶことができるのです。日本では得られないビジネス英語の知識やスキルを得られるのが、海外インターンの魅力です。

インターンによっては、業務に英語ではなく日本語を使う場合もあります。応募するときに必ず英語を使って業務をするのかどうかを確認しましょう。

5.自分のやりたいことが明確になる

海外インターンに参加することによって、自分のやりたいことが明確になることもあります。何事も実際にやってみないと自分に合うか合わないかは分からないものです。興味のある仕事を経験することで、自分の適性を発見することができるでしょう。

特に大学生の場合、将来自分がどのような職業に就きたいか分からないという人もいるでしょう。自分の将来像が見えていない人は、いろんなインターンに参加することで「自分がどのような人間か」や「どのようなことで喜びを覚えるのか」を探してみてください。

海外インターン3つのデメリット

海外インターンには多くのメリットがある一方、デメリットもいくつか存在します。考えられるデメリットは、次の3つです。

  • 費用がかかる
  • 過ごし方によってはいい経験にならない
  • 学業や仕事にブランクが生じる

海外インターンはかっこいい、すぐ行きたいと思うかもしれません。ですが、デメリットを把握し、問題をクリアにしないと思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

1. 費用がかかる

海外インターンの最大のデメリットといっていいのが、費用がかかることです。航空チケット代やホテル代、生活費などあらゆる面でお金が必要です。

海外インターンの手配を斡旋会社に依頼した場合は、インターンプログラム手配に関する手数料も取られます。海外インターンへ参加することは、ある程度の資金が必要になることを心積もりしなければなりません。

2. 過ごし方によってはいい経験にならない

明確な目的がないまま、十分な下調べをせずに海外インターンに参加するのはおすすめできません。何も得られないまま帰国してしまう可能性が高いからです。

英語を使いたかったのに使えなかったり、思っていた仕事内容と実際の業務内容がかけ離れたりしていたら、仕事に対するモチベーションが下がってしまうでしょう。経験や知識を得られず空き時間に観光をするだけでは、時間を無駄にしてしまいます。

海外インターンに参加するときの注意点は後述するので、参考にしてください。

3. 学業や仕事にブランクが生じる

海外インターンの期間は1ヶ月~1年以上などの長期プログラムが多いようです。大学生は休学、社会人は長期休暇を取得が必要でしょう。場合によっては休職や退職をしなければならないでしょう。

海外インターンのために本業を休むと、学業やキャリアにブランクが生じます。そのため学生の場合は単位取得や就職活動に影響するでしょう。社会人の場合は、仕事の感覚が戻らなかったり、職場環境の変化に不便を感じるかもしれません。

成長できずに帰国した場合、海外インターンで生じたブランクが、特に就活やキャリアに不利に働いてしまうので気をつけましょう。

海外インターンプログラムに参加するには

海外インターンプログラムへは、主に次の手段で参加申し込みをすることができます。

  • 斡旋会社を利用する
  • 非営利団体に問い合わせる
  • 自分で探す

斡旋会社を利用する

留学の斡旋と同じように、海外インターンに特化した斡旋会社があります。斡旋会社を利用するメリットは、以下の4つが考えられます。

  • 目的に合った海外インターンプログラムをカウンセラーと相談しながら決定できる
  • 航空チケットや宿泊先、ビザの手配などの事務手続きの手間が省ける
  • インターン先との面談の調整をしてくれる
  • オリエンテーションや現地サポートがあり、安心して海外インターン生活を送ることができる

日用品や仕事に必要なものの準備は自分で行う必要がありますが、その他の手続きは全て斡旋会社が行ってくれます。手配手数料などの費用がかかるのがデメリットですが、海外インターンプログラムへ初めて参加する場合は斡旋会社を通して申し込むのがおすすめです。

非営利団体に問い合わせる

海外インターンを仲介してくれる非営利団体も存在します。
非営利団体を通した海外インターンプログラムの申し込みのメリットは、基本的には斡旋会社と同じです。ただ、募集対象者が大学生であったり、無給のインターンやボランティアが多かったりするので、実践的なビジネススキルを身につけたい人や社会人には向いていないかもしれません。

グローバルな視点や異文化コミュニケーション力を身につけることを目的として海外インターンに参加したい場合は、非営利団体を利用するといいでしょう。

自分で探す

海外インターンプログラムは、自分でインターンを受け入れている企業の情報を取集して申し込むこともできます。

自分の力で海外インターンプログラムを探す最大のメリットは、費用を抑えられることです。なぜなら、斡旋会社や団体を利用すると発生する事務手数料を払う必要がないからです。航空チケットやホテルについても、自分で探せば安く済ませられることもあります。

ある程度英語力があり、なるべく費用をおさえて海外インターンに参加したい場合は、自力で探すといいでしょう。

失敗しないための海外インターンプログラムの選び方

海外インターンプログラムは、次のことを基準にして選ぶといいでしょう。

  • 学びたい分野を明確にする
  • 業務内容をしっかり調べる
  • 英語力を考慮して選ぶ
  • 給料が出るプログラムを選ぶ
  • インターン期間
  • 費用

上記6つの基準について考えないと、想像していた海外インターンと大きくかけ離れてしまいます。各基準に対して、自分なりのボーダーラインを作り、その基準を満たす海外インターンを見つけましょう。

学びたい分野を明確にする

海外インターンを通して学びたい知識や技術を明確に持つことは、インターンプログラムを選ぶうえで一番大切なことです。大学生であれば、学校で勉強している分野を活かせるインターンプログラムを選ぶことができるでしょう。ただ、中には漠然と海外インターンを経験したいと思っている段階の人もいるかもしれません。

学びたいことが明確でない人は、興味のある分野を選択するといいですね。たとえば旅行業界に興味があれば、企画の経験ができるプログラムに参加してみましょう。インターンを体験してみて、自分に合わないと感じたら違う業界に目を向けるいい機会になるでしょう。社会人であれば、キャリアアップやキャリアチェンジのために必要な知識や技術を学べるインターンを選びましょう。

業務内容をしっかり調べる

しっかり業務内容を下調べをしてから、海外インターンに応募しましょう。いざ海外のインターンに合格して働き始めると、自分が想定していた業務内容とかけ離れてしまう可能性もあります。

英語はしっかり使えるのか、雑用だけではなく実践的な仕事を任せてもらえるのかなど、仕事内容を必ず問い合わせましょう。

英語力を考慮して選ぶ

自分の英語力を考慮して海外インターンプログラムを選ぶことも大切です。そのプログラムに相応しい英語力がないまま申し込んでしまうと、インターン先の従業員とのコミュニケーションが取れなかったり、職場環境になじめなくなったりしてインターンどころではなくなってしまうからです。

海外インターンプログラムは、たいてい一定の英語スキルを参加条件として設けています。「TOEIC〇点以上」や「TOEFL〇点以上」といったように、英語力の基準があるので参考にするといいでしょう。

英語力に自信がない場合は、それほど英語スキルがなくても参加できるインターンプログラムを選びましょう。

給与が出るプログラムを選ぶ

海外インターンには、有給と無給のプログラムがあります。海外インターンに参加するのであれば、有給のプログラムを選ぶといいでしょう。有給のインターンプログラムに参加することで「お金をもらって職業経験をさせてもらっている」という意識が芽生えるはずです。

結果、モチベーションが上がったり、いいパフォーマンスをしようと心掛けたりするので、有意義なインターン生活を送ることができます。

インターン期間を定める

どのくらいの期間、海外インターンを経験したいかを明確にすることでプログラムを絞ることができます。夏休みや春休みの数週間~1ヶ月という短期で参加するのか、3ヶ月~1年と長期間本格的に参加するのかを決めておきましょう。

費用を考慮する

海外インターンは、プログラムによっては多額の費用がかかります。まず、インターン参加にかけられる費用を決めておきましょう。予算を決めることで、インターンプログラムを絞ることができます。

中には、参加費が無料なインターンプログラムや奨学金を利用できるインターンプログラムもあります。なるべく費用をかけずに海外インターンへ参加したい場合は、費用面でのサポートがあるプログラムを選ぶのも手です。

海外インターン参加までに準備すべきこと

参加する海外インターンプログラムが決まったら、渡航までに英語力を磨いておきましょう。独学でビジネス英語を学んでもいいですし、ビジネス英語のレッスンを設けているオンライン英会話や英会話スクールの短期講座を受講するのもおすすめです。

また、ビザやパスポートの準備も万全にしておくことも大切です。斡旋会社や非営利団体を通して海外インターンプログラムを申し込んだ場合は問題ありませんが、自分で手配した場合は注意が必要です。渡航直前になってパスポートが更新されていなかったり、必要なビザを発給できていなかったりしては、渡航することができません。

インターン参加にあたってどのようなビザが必要になるかについては、渡航する国によって異なります。必ず確認して、必要なビザを取得しましょう。

海外インターンに参加するときの注意点

有意義な海外インターン生活を送るためには、次のことを心掛けましょう。

  • インターン期間中の目標を立てる
  • 一従業員としての意識を持つ
  • 帰国後の行動も考える

インターン期間中の目標を立てる

わざわざ時間とお金をかけて海外でインターンに臨むわけですから、インターンプログラムに成し遂げるべき自分の目標を立てましょう。

目標が定まっていないと「仕事をやらされている」と受け身になり、自ら学ぼうとする気持ちがなくなってしまいます。海外インターンを通して得たいことや学びたいことをはっきりされば、職業経験に対する姿勢が変わり、充実したインターン生活を送れるはずです。
営業であれば「新規受注を○件取る」企画であれば「企画書○案を提出する」など、目標をたてて主体的に業務に取り組みましょう。

一従業員としての意識を持つ

海外インターンといっても、実際の仕事と同レベルの業務を経験します。インターン生だからといって、安易な気持ちで業務に取り組むのは好ましくありません。一従業員としての意識を持って、業務に従事しましょう。

帰国後の行動も考える

海外インターンから帰国した後のことを考えて、職業経験に臨むことも大切です。「〇〇を得たい」や「〇〇を学びたい」と目的意識を持つことに加え、海外インターンを通して得たことを今後の生活や仕事にどう活かすかを考えましょう。帰国後の行動を考えることで、海外インターンの経験を有効活用できます。

 

 

海外インターンは「海外だからこそ得られることは何か」を意識して参加することがポイントです。有意義なインターン生活を送るためにも目的を明確にし、学べることは全て持ち帰るくらいの気持ちを持って海外インターンに臨みましょう。

 

最終更新日
2018.10.03

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