自分を知る
2018.12.20

模擬面接の基本|効果的な実施方法とチェック項目を解説

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BY 太田 成美

この記事では、企業の面接を控え、模擬面接に興味を持っている方や、「模擬面接とは具体的に何をすればいいのか。」「無料で模擬面接を受ける方法はあるのか。」等の疑問を持っている方向けに模擬面接の概要をご紹介していきます。就活中の学生や、転職活動中の社会人は是非参考にしてください。

模擬面接とは?

模擬面接とは、実際の面接のように入室から質疑応答、退室までの一連の流れを再現する面接の練習のことです。模擬面接を行う目的としては、おおまかに下記の3つがあげられます。

  • 本番で極度に緊張しないため

人間誰しも初めて挑戦する時には緊張するものです。それが本命企業の面接となれば、なおさら緊張するのではないでしょうか。本命企業の面接の前に模擬面接を行うことで、ある程度面接に対しての免疫をつけることができます。免疫をつけることで自信がつき、本番の面接にリラックスして臨めるようになります。

  • 絶対に伝えたい内容を整理するため

面接に向けて企業研究や業界研究を行っている方も多いと思います。その中で、自分の中のその企業に対する思いや、業界でのキャリアを具体的に想い描きながら質疑応答の内容を考えている方も多いと思います。しかし、机に向かって質問に対する答えを考えているだけでは不十分です。模擬面接の回数を重ねていくと、想定していなかった質問に出会うことができます。その質問に答える中で、自分の新たな考えを発見をすることができます。また、複数人で行う模擬面接では、自分以外の参加者の受け答えも聞くことができます。他の参加者の受け答えで良いと思った意見はメモし、自分が受け答えをする際の参考にすると良いでしょう。

  • うまく喋れるようにするため

自分の考えを分かりやすく相手に伝えるのは難しいです。自分の中では考えが固まっていても、実際に声に出してみるとうまく筋道立てて話せなかったり、伝えたい内容をすべて盛り込んで話せなかったりします。面接官に自分意見を最大限に伝えて内定を獲得するためには、うまく喋るための練習が必要です。

模擬面接でのチェック項目

企業側が面接を行う目的は、応募者が自分の会社にふさわしいかどうかを見極めることです。質問に対する受け答えの内容によって、企業への適応性を審査しています。しかし、受け答えの内容よりも重要なことがあります。いかに上手に受け答えをするかどうか以前に、その人が社会人としてきちんとしている人でないと企業側は採用に積極的にはなれません。質問に対する受け答えは、練習を重ねると上達します。しかし、基本的な社会人マナーというのは短期間で身につけられるものではありません。ですので、模擬面接を受ける段階から基本的な社会人マナーを意識しておくことが大切です。

以下では、模擬面接の際に押さえておきたい基本的なマナーについて紹介します。

身だしなみ

~男女共通~

≪服装≫

面接を受ける企業にもよりますが、清潔感のあるスーツスタイルが一般的です。スーツを選ぶ際は、実際に試着して自分の体にフィットするものを購入しましょう。面接を何社も受ける場合は、洗い替え用に2着準備しておくことをおすすめします。また、定期的にクリーニングに出して清潔感を保ちましょう。クリーニングに出すのが難しい場合でも、洋服ブラシ等で手入れしてだらしない印象を与えないようにしましょう。実際の面接ではないからスーツを着なくても良いと考えている方もいるかもしれませんが、普段着慣れないスーツではリラックスできず、面接に集中できないこともあります。本番の面接で自分の魅力を最大限にアピールするためにも、模擬面接の段階から清潔感のあるスーツスタイルを心掛けると良いです。

≪靴、カバン≫

靴やカバンの小物類は、スーツになじむダーク系の色のものが基本です。靴はピカピカに磨いておきましょう。また、道を歩いていると予期せず汚れてしまうこともあるので、使い捨ての靴磨きを持ち歩くことをおすすめします。カバンは持ったまま入室して椅子の横に置くことも多いので、床においた状態で自立するタイプのものをおすすめします。

~男性編~

≪髪型≫

黒髪が基本です。接客業等、業界によっては黒髪以外NGなところも多いので、事前に確認しておくと良いでしょう。前髪は目にかからないように短く切る、もしくはワックスでまとめると、面接官にきちんとした印象を与えることができます。

≪顔≫

女性のようにお化粧をする必要はありませんが、清潔感があって健康的な印象を与えられるように工夫しましょう。ひげはきちんと剃り、眉毛もきちん整えておくと凛々しい印象を与えられます。自分で整えるのに自信がない方は、専用のサロンもありますので活用してみると良いでしょう。

~女性編~

≪髪型≫

黒髪が基本です。接客業等、業界によっては黒髪以外NGなところも多いので、事前に確認しておくと良いでしょう。長い髪は地味なヘアゴムでまとめ、前髪が長い場合はピンでとめて目にかからないようにしましょう。面接ではお辞儀をする機会が多いので、その度に髪が乱れてしまうと面接官にだらしない印象を与えてしまいます。お辞儀をしてみて、髪が顔にかかってしまうようであればピンで固定したり、ワックスで固める等の工夫をしましょう。

≪メイク≫

ギャルメイクやすっぴんは避けて、控えめで清潔感のあるナチュラルメイクを心掛けましょう。また、メイクで相手に与える印象を変えることもできるので、なりたい印象に合った(優しい印象、知的な印象等)就活メイクを事前に研究しておくことをおすすめします。就活イベントに行くと、無料で就活メイク講座を行っているところもありますので、積極的に活用してください。

≪爪≫

短く切りそろえましょう。面接を受ける企業にもよりますが、何もしないよりも肌なじみのよい色のネイルを塗った方が好印象な場合もありますので、事前に確認しておくと良いです。

 

面接において、身だしなみはその人の第一印象の良し悪しを左右します。企業側は一緒に働く人を選ぶ為に面接をしている訳ですから、一緒に働きたいと思ってもらう為にきちんと清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。また、服装や髪型はきちんとしているのに靴が汚れていてボロボロになっていると、一気にだらしない印象を与えてしまいます。面接官に「細かいところは気にしない人」という印象を与えてしまう危険性もある為、細部まで気を配りましょう。

入室時/退室時マナー

≪入室時≫

1)ドアをノックする

ドアを3回ノックします。「どうぞ」という声が聞こえてから「失礼します」といってドアを開けます。

2)入室しドアを閉める

※後ろ手ではなく、ドアの方を向いて閉めましょう

3)面接官を向いてお辞儀

面接官へ向かって30度の角度でお辞儀をします。

4)椅子の横にたつ

椅子の前まで歩いた後、「着席してください」の指示を待ってから着席するのが一般的です。

着席前に自己紹介を求められる場合もありますので、その場合は指示い従いましょう。

5)着席する

着席前に浅い15度のお辞儀をしてから座ります。

 

≪退室時≫

1)椅子から立ちあがり、お礼

面接が終わったら起立し、「本日はお忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございました。」とお礼を述べた後、45度の深めのお辞儀をします。

2)ドアの前でお辞儀

最後にドアの前に立ち、面接官へ向かって「失礼いたします」と言い、30~45度の角度で丁寧にお辞儀をしてからドアを開けて退室します。

参考:マイナビ新卒紹介/正しい入室・退室の仕方

声の大きさ、スピード、言葉遣い

ぼそぼそと小さな声で話すと、面接官に暗い印象を与えてしまいます。普段よりも声のトーンは少し高め、話す速度は少しゆっくりめを心掛け、相手に伝わりやすくすることを意識して話しましょう。声の大きさやスピード以外にも、正しい敬語を使って話しているかどうかもとても重要です。面接時に関らず、社会人として働く場面では、タメ口や誤った敬語で話すと大変失礼なケースが大半です。模擬面接の段階から正しい言葉遣いを心掛けておきましょう。

表情、姿勢

~表情~

表情は第一印象を大きく左右します。面接では自然な笑顔を心掛けましょう。面接で緊張してしまうとつい表情が強張ってしまいます。家族や友達に見てもらったり、一人で鏡の前で練習することをおすすめします。

~姿勢~

面接時に気を付けると良いポイントをご紹介します。

≪立っている時≫

・頭のてっぺんから糸でつられているイメージでまっすぐ立つ

・あごを少し引く

・男性は両手の中指をズボンの横の線に沿わせるようにおろす

・女性は両手を重ねて下腹部に添える

≪座っている時≫

・椅子に浅く腰掛けて背もたれにもたれない

・背筋を伸ばしてあごを少し引く

・男性は両膝を軽く開き、手は握りこぶしにしてひざに乗せる

・女性は両膝を閉じ、両手を重ねてひざに乗せる

着席時の姿勢は特に、気を抜いてしまうとついだらしない姿勢に戻ってしまいます。本番で自然に美しい姿勢を保てるよう、普段から心掛けましょう。

参考:マイナビ新卒紹介/正しい入室・退室の仕方

【無料】模擬面接の実施方法

1人で練習

自宅でひとりで行います。面接官が質問しそうな内容を想定して紙にメモをし、実際の面接だと思って答えてみましょう。その際、自分が面接官側からどのように見えているのかを確認するため、ビデオカメラやスマートフォンで撮影し、後で確認するとより効果的です。この方法は、いきなり模擬面接に参加することに抵抗がある場合の事前練習としても有効です。

友人と2人で練習

友人に面接官役をしてもらい、練習します。その際、自分が受け答えの練習をしたい質問を紙に書いて渡しておくとよいでしょう。この方法のメリットは、友人から見て自分がどういう印象であったかのフィードバックをもらえることです。更に、自分が面接官役を経験してみることも効果的です。実際に面接官の立場になってみることで分かることもあります。人に見られることを意識して振舞う練習をすることで、自分の魅力を最大限に引き出すことに繋がります。

大学のキャリアセンターの就活サポート

大半の大学では、キャリアセンターで模擬面接を受けることができます。面接官は外部のプロ講師が務める場合が多いです。この方法では、多くの学生に面接をしてきたプロ目線のフィードバックをもらうことができます。また、個人面接だけでなく、グループ面接やグループディスカッション等多岐にわたる面接の練習をできる場合も多いので、積極的に活用してください。

ハローワークを活用

就活中の社会人でも模擬面接を受けることができます。ハローワークで模擬面接を受ける場合、求職登録と事前の予約が必要です。詳細は下記ハローワークのWEBサイトを参照して下さい。

企業が企画した就活イベント

ある程度進路の希望が固まっている場合は、本命の企業が就活イベントを開催していないか調べてみましょう。より実際の面接に近い練習をすることができます。但し、本命の企業が企画する就活イベントに参加する場合は注意点があります。就活イベントとはいえ、人事部の方が面接官やイベントの運営スタッフを務める場合があります。参加の際は練習だと侮らず、常に見られていることを意識した行動を心掛けましょう。

同じ業界の他社の企業の就活イベントであっても、参加することで面接に役立つ情報を得られることも多いです。業界によっては面接が特殊な場合もありますので、事前に経験しておくことで他の就活生に差をつけることができます。

模擬面接を面接準備に最大限活用しよう

模擬面接では、自分が想定していなかった質問に出会うことができます。回数を重ねる度に、様々な質問に出会うことができ、その度に回答の引き出しを増やすことができます。折角企業研究や業界研究を重ねても、自分の考えを面接官にうまく伝えられないと内定獲得には繋がりません。繰り返し模擬面接に参加し、本番の面接で自分の魅力を最大限にアピールできるようにしておきましょう。

 

 

模擬面接は就活イベントで体験できる本格的なものから、自宅で一人で行える手軽なものまで様々です。本命企業の内定を獲得する為、模擬面接を面接準備に最大限活用しましょう。

最終更新日
2019.01.15

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