自分を知る
2018.10.18

英語を使えるようになるための勉強法|独学でも効率よく上達できる!

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BY Philly

社会人になり、「学生時代、もっと真面目に英語を勉強しておけばよかった……」と思っている方は多いのではないでしょうか。今から英語を勉強しようとしても、どのように進めていくのが効果的なのか迷ってしまうでしょう。そこで本記事では、仕事が忙しい社会人でも英語が使えるようになるための勉強法を紹介します。

具体的には、英会話・英作文・リーディングを上達させるためのトレーニング法やおすすめの英会話教材を解説します。また、映画を使った勉強方法のメリットについても紹介します。

まずは目標と計画を立てる

英語の習得は1、2ヶ月程度の勉強では到底無理です。半年以上継続して勉強しなければ意味がありません。モチベーションを保つためには、まず目標の設定が欠かせません。本章では、目標設定に必要なステップを紹介します。

現在の英語力の把握

現在の英語力を把握するには、ツールやサービスを利用するのが楽です。資格試験は費用がかかったり、試験日が指定されていたりと手間がかかります。

おすすめの診断ツールは、NHKが提供している「英語力診断テスト2018」です。基礎編と応用編のテストが用意されています。文法穴埋め、リスニング、会話文穴埋めという3つの分野で構成されている、バランスの良いテストです。採点の結果、あなたのランクが表示されます。ランクは、低い順からA0、A1、A2、B1、B2、C1というように表現されます。ランクごとに、どのようなレベルなのかを簡単に紹介します。

ランク レベル
A0〜A2 中学校レベル
B1〜B2 高校レベル
C1 ビジネスレベル

もしAランクだった場合は、中学校レベルからのやり直しが必要です。目標を高く設定してもいいですが、きちんと基礎を固める期間を設けましょう。

勉強の方針を決める

英語の勉強法はさまざまです。具体的には以下のような方法が思いつくでしょう。

  • 独学
  • 海外留学
  • 国内の語学学校に通う

会社に所属しながらできる方法としては、独学が一番現実的です。一番確実に英語が身につくのは海外留学ですが、会社の制度によっては休職と認めてもらえない可能性もあります。国内の語学学校であっても、学費は結構高額です。仕事の急な呼び出しで通えなくなったら、もったいないですね。

独学でどのような目標を達成できるかを考え、本記事で紹介する勉強法を試してみてください。

目標と期間を設定

目標は、客観的な指標を用いて設定します。加えて、100%自分の英語力だけでどうにかできる内容が良いです。具体的には「TOEIC800点取得」「英検1級取得」といった資格取得が一番現実的です。

「会社の海外プロジェクトに参加する」といった、他者の判断が必要な目標は、英語を勉強する目標には向いていません。理由は、勉強へのモチベーションを維持するのが難しいからです。また、英語力が高まったら必ず海外プロジェクトに参加できるわけではありません。目標に対応する行動が「英語の勉強」ではなくなってしまいます。

「英語を話せるようになりたい」という目標も、モチベーションの維持には向いていません。「話せる」という明確な基準がないからです。近年、英語のスピーキング能力を測るテストが増えてきています。「テストで○点を取る」といった目標を置くといいでしょう。

期間は、目標に合わせて設定しましょう。英語にはライティング、リスニング、リーディング、スピーキングの4つがありますが、いずれかのカテゴリのみ勉強したい人もいるでしょう。参考書を用いて勉強する人が多いと思います。ですので、参考書のページ数を軸にすると、必要な期間を算出しやすいです。

基礎固めのための参考書を2冊やるとして、それぞれ100ページと仮定します。1ページにかかる時間を10分とすると、毎日1時間の勉強時間を確保できる人は6ページこなせます。2冊分200ページを完了できるまで約33日必要です。もう一度復習するとなると、約66日かかります。2ヶ月間の基礎固めが終わった後、ようやく応用に移れます。

こうやって期間を予測していくと、半年以上かかる目標と期間を設定しやすくなります。

スピーキング・リスニングのための勉強法

英語を話せるようになるには、いくつかコツがあります。今回は、実際に私が留学先で受けた英語の授業で、最も効果を感じられた勉強法を3つご紹介します。今すぐ始められるものばかりですので、ぜひ今日から英語の勉強に取り入れてみてください。

ちなみに、スピーキングができるようになるにはリスニングのスキルアップが欠かせません。ですので「リスニングだけできるようにしたい」と思っている人は、併せてスピーキングも一緒に勉強することをおすすめします。

勉強法1:リスニング

会話は相手の言っていることが聞き取れないと成立しませんから、リスニングの能力は英会話において非常に重要です。まずリスニングで最も大切なのは、最初からスクリプトを見ないこと。リスニング力を伸ばすには、以下の手順で練習するのがおすすめです。

  • 何も見ないで音源を聴く
  • スクリプトを目で追いながら音源を聴く
  • もう一度なにも見ないで音源を聴く

同じ音源を最低3回はくり返し聞くことが、リスニングでは重要です。初めからスクリプトを見てしまうと、情報を視覚から得てしまい、耳を十分に鍛えることができません。また、日本人の多くが陥りがちなのが、今までの学校教育で習ってきた「カタカナ読み」をしてしまうこと。スクリプトを最初から見ないようにすることで、頭にインプットされてしまっているカタカナ発音から解放されます。本当のネイティブの発音に耳を慣らしていく必要があるのです。

勉強法2:シャドウイング

「シャドウイング」とは、音源を聞くとほぼ同時に、自分も真似をして発音する勉強方法です。このシャドウイングには、以下のようなメリットがあります。

  • 発音矯正
  • 英語のリズムを掴む
  • 文法や言い回しに慣れる
  • 語彙増強

シャドウイングはネイティブの発音を聞き取り、それを自分で繰り返すわけですから、英語のリズム感が掴みやすくなったり、ネイティブの発音に近づく練習にもなります。また、今まで習った文法や言い回し、単語が出てきた場合、文章の中でそれらを再度学習することができるため、記憶に定着しやすくなるというメリットもあります。

シャドウイングに初めて挑戦する場合は、一文10語以下の文章からスタートするのがいいでしょう。慣れてきたら長めの文章に挑戦し、繰り返しネイティブと同じスピードで発音できるようになるまで根気強く練習することが大切です。

勉強法3:日本語にいちいち翻訳しない

英語に慣れるまでは「これは英語でなんて言うんだっけ……」と脳内で日本語を英語に直す作業をしている人が多いと思います。しかし、この状態のままだと、ネイティブスピーカーの喋るスピードに頭が追いつかず、言いたいことが言えないまま会話が終了してしまうことも。そのため、普段から脳内ですぐに英語変換できるようにトレーニングすることが必要なのです。このトレーニングには、以下の勉強法が効果的です。

  • 単語を画像でイメージできるようにする
  • 言い回しのフレーズを増やす
  • 日常でアウトプットする時間を作る

単語を「アルファベットの羅列」として認識していると、なかなか必要な場面で口から出てきにくいという性質があります。そのため、英会話初心者の段階では、画像と単語を結びつけてイメージできるようにするのが良いでしょう。特に「動詞」は日本語と性質が大きく異なるため、イメージ図で覚えて体に染みこませることが必要です。

また、語学学習においてアウトプットを意識することは、話せるようになるために非常に重要です。日常でできるアウトプットの方法としては、日記をつけるのがおすすめです。その日あったことや自分が考えていることを即座に英語に直していく練習は、英語で物事を考えられるようにするために非常に効果的な方法です。

スピーキング・リスニング力のトレーニングにおすすめのアプリ・サービス

話せるようになるためには、当然ですが話す練習が必要です。本項では使いやすく、効果が実感しやすい実践英会話のオンラインサービスを3つご紹介します。

DMM英会話

大手のオンライン英会話として知られるDMM英会話の一番のメリットは、価格が安いこと。毎日話せるコースでも月額5,980(税込)~となっており、英会話業界において圧倒的な低価格を実現しています。また、24時間いつでもサービスを受けられるので、仕事があっても続けやすいという利点もあります。レッスンはSkypeという無料のアプリを使用するため、初期費用もかかりません。「オンラインでネイティブととにかく話してアウトプットしたい! 」という方にはオススメのサービスです。

Real英会話

Real英会話は、インプットとアウトプットを同時進行で進めていきたい人におすすめのアプリです。ネイティブがよく使うフレーズや例文が多数紹介されており、日本語の意味もしっかりと併記されています。また音源を聞き、書き取る練習(ディクテーション)にも対応しているので、リスニングを強化したい場合にも最適です。アプリはiOSに対応しており、価格は600円と良心的。手軽なものから始めてみたい人、英語の基礎からやり直したい人にとって、Real英会話は効果を発揮してくれるでしょう。

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eikaiwaNOW

eikaiwaNOWでは、DPS機能を使って近くにいる英語の先生を探すことができます。つまり、先生と生徒のマッチングアプリです。「次の予定まで時間があるな」というときにも、気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。また、性別や出身国によってフィルターをかけることもできるので、自分が習得したいアクセントの先生を選ぶことができます。料金は先生によって異なりますが、1時間当たり2000円~3000円が相場です。実際に会いあなたのペースに合わせてレッスンしてくれるので、直接教えてもらいたい人におすすめです。

英作文 の勉強法、おすすめ本を紹介

大学入試で英作文の試験を経験したことがある人も多いでしょうが、会社勤めの社会人となると、日本語であっても英語であっても作文をする機会はほとんどありません。ですが、メールや報告書といった文書を英語で作成することがあります。そういったときに、スラスラと英語を書けたら時短になり、自分だけでなくビジネスパートナーにとっても良い効果が生まれます。

英語をスラスラと書けるようになるには、大学入試の英作文対策を少し応用した勉強法が適しています。

勉強法1:前置詞コロケーションから覚える

語彙力をつけるために単語帳を使ってひたすら単語を暗記するのもいいでしょう。ですが、英語をスラスラ書くためにはまず「前置詞コロケーション」から覚えた方がいいです。コロケーション、”co-location”は文法的にセットで使われる単語同士のことです。

例えば、以下のような日本語の文を英訳するときに、”to”や”with”、”for”、”of”といった前置詞のうちどれを使えばいいか迷ってしまいませんか。”inform”という動詞を使って、英訳してみましょう。

日本語文:弊社新製品の価格改定をお知らせします。

英訳:We would like to inform you of our new products’ price revision.

“inform”という単語を覚えるだけでなく、”inform of”も一緒に覚えてあげると英作文のスピードが上がります。

おすすめ書籍:『コロケーションで覚える英単語』(著:LSC研究会)

この本は、受験生にも社会人にもおすすめです。入試やTOEICで頻出の単語を中心に、コロケーションも収録されています。CDが付属しているので、書き取り(ディクテーション)もできます。CD付きで1,000円以内という価格は非常に良心的。難しい単語をたくさん覚えるのではなく、”take”や”get”といった基本的な単語の前置詞コロケーションを重点的に覚えられる一冊です。

勉強法2:例文を覚える

大学入試の英作文対策で最も効果的なのが、例文をたくさん覚えること。同様に、社会人であればメールや報告書に使える定型文を覚えておくと、スラスラと英文を書けるようになります。

英語のメールで使える例文は、こちらの記事でたくさん紹介されています。自分の仕事に合わせて例文をアレンジし、「マイ例文」を作って覚えておきましょう。

英語のビジネスメールをスマートに送るルールと避けるべき表現

おすすめ書籍:『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(著:竹岡広信)

受験生の間では定番のドラゴン・イングリッシュシリーズ。本著では、タイトルの通り例文が100個用意されています。毎日朝起きて5文書いて暗記すれば、20日で終わります。

各例文には、詳細な文法の解説がついています。高校レベルからの基礎固めにも最適な本です。

映画は英語の勉強に適しているか?

英語の学習方法で頻繁におすすめされている「洋画鑑賞」。英語で映画を見ることは、英語学習において本当に効果があるのでしょうか。実は、映画で英語を勉強することには、メリット・デメリットがあります。

メリットとデメリットの両方を把握した上で、自分に合っている勉強法だと確信できるなら、映画での英語の勉強を取り入れてみましょう。

メリット:楽しみながら学習できる

テキストの音源は便利ですが、あまり楽しいものとは言えません。ですが、映画なら「ストーリーが面白い」「この俳優が好き」といった理由で楽しく英語に触れられます。

語学学習の基本は「継続すること」です。なので、自分が楽しめる学習メソッドを取り込むことが大切です。なぜなら、勉強に飽きづらくなり、英語に触れる回数を増やせるからです。

メリット:イメージ、ニュアンスが掴みやすい

映画ではシチュエーションなどがわかりやすく、ニュアンスの学習に最適です。例えば、“notice”“realize”という英単語は両方とも「気がつく」という意味を持っています。しかし、前者は単純に物事の変化に気がついたとき、後者は外的な変化による自分の気持ちに気がついたときに使用します。このような単語やフレーズのニュアンスの違いは、実際の生活の中でないと学ぶことができません。海外に住まなければ理解できないような些細なニュアンスの違いを学べるのは、映画の大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット:作られた会話である

映画は物語なので、日常ではなかなか使わないような詩的な表現などが混ざっていることがあります。ある程度アウトプットを繰り返していく中で、自然な表現なのか否かは見分けられるようになってきますが、初期の段階は注意が必要です。

また、古い映画の場合、現在では使われていない表現や単語が出てくる場合もあります。時代に沿った表現を学びたいときは、近年公開された映画を見るようにすると良いでしょう。

デメリット:アクセントが移ってしまう

映画の俳優・女優はラジオアナウンサーのような綺麗な発音ではありません。癖のない英語、あるいは特定のアクセントを身につけたいと考えている人は注意しなければなりません。

セリフを真似ることで役者のアクセントが移ってしまう可能性はあります。しかし、世界には、第二言語として英語を話す人たちもたくさんいます。それに、オーストラリアやカナダなど、中学高校の英語学習で慣れ親しんだアメリカ英語以外のアクセントも存在します。さまざまな英語のアクセントに慣れることは、グローバル社会で英語を使っていくうえで欠かせません。独特なアクセントは、リスニング教材として捉えて学習に反映すると良いでしょう。

 

英語を使いこなせたら、繋がれる世界・見える世界が格段に広がります。そのためには、アプリやサービスなどのツールをうまく活用して、計画的に目標に向かって勉強することが大事です。英語の習得に近道はありません。まずは目標設定から始めてみてはいかがでしょうか。

最終更新日
2018.10.18

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