自分らしく働く
2018.08.29

プロブロガー「あんちゃ」に聞く自分らしさの見つけ方【前編】

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BY 川村大和

Earth Labでは自分らしく働いているミレニアル世代(1980〜1999年生まれ)の人たちを紹介しています。自分らしく働くためにはまず、「自分らしさ」を知る必要があります。

プロブロガーのあんちゃさんは2017年には『アソビくるう人生をきみに。好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略(KADOKAWA)』を出版するなど、好きを仕事にすることに成功しています。

そんなあんちゃさんから自分らしさの見つけ方について聞いたインタビューを前後編でお届けします。インタビュー前編では、あんちゃさんがブロガーとして独立したきっかけや、自分を発信することの大切さを紹介します。

あんちゃさんプロフィール
プロブロガー・メディアディレクター。25歳で会社を辞めてブログで独立。月間50万人に読まれる『まじまじぱーてぃー』を運営。恋愛メディア『らぶりりーす』編集長も務める。2017年12月に自身のワークスタイルを著した『アソビくるう人生をきみに。好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』をKADOKAWAより出版。メディア運営の他に、精神的に自立してお金を稼ぐ力を身につけるためのコミュニティ「あんちゃ&るってぃの“ヤるサロン”」を主催。多方面に活躍の場を広げている。

Twitter:あんちゃ/二拠点生活

 

プロブロガーあんちゃさんの働き方

―現在どんなお仕事をしていますか?

主な活動はブログ「まじまじぱーてぃー」の更新やSNSでの情報発信です。そこから派生して恋愛メディア「らぶりりーす」やファッションメディアの「stock room」を運営しています。また、noteというサービスを使って、発信力を高める月額マガジンも配信しています。文章を書く仕事が大半ですね。

文章以外の活動では、オンラインサロン「あんちゃ&るってぃの”ヤるサロン”」の運営。「精神的に自立して、自分でお金を稼ぐ力を身につければ、自分の働き方を自分で決められる」というコンセプトで、200人以上のメンバーと活動しています。若い世代の働き方の選択肢を増やしたいという人が集まっているコミュニティです。

他にはセミナーや講演会を自分で企画・開催しています。サロンメンバーに手伝ってもらうこともあります。

今年のはじめには、『アソビくるう人生をきみに。好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』の出版イベントに合わせて全国を回りました。地方だと働き方の選択肢がまだまだ少ないと感じていますね。

私は北海道出身なんですけど、同世代の地元の友達の大半が、公務員とか金融系の仕事に就いていました。自分で独立して何かをやるとか、会社に行きながら副業するっていう人はほとんどいませんでした。それを見てもうちょっといろんな働き方を知っていたら、もっと選択肢があったのかなって感じています。

 

―なぜブログを始めたのですか?

明確な理由はありませんでした。会社の仕事以外に何かやりたいと思って、ある種暇つぶしみたいな感じ。ブログを使って何をやりたいかは全然考えていなかったです。

社会人2年目に、会社に縛られない働き方や生き方を知りたいと思って動いてたんですけど、旅行系のトークイベントに参加したんですよ。その時にたまたま隣に座っていた人がブロガーで、「ブログで生活している人いるんだ!」って初めて知って。その人がブログやってみればって言ってくれたのがきっかけですね。

 

―会社以外の活動をしたいなと思った理由はなんでしょう?

社会人1年目があっという間に終わったしまったからです。毎日、家と職場の往復で、残業も多い会社でした。がむしゃらに働いて、夜中帰ってきて倒れこむように寝て。気付いたら朝で、通勤して。土日は溜め込んでた家事をやったり、体を休めたり。

仕事しかない毎日を一年間を続けた時に、「これを下手したら30〜40年続けるのか……」と思ってすごく怖くなったんです。これで人生終わるんだって思ったらすごいやだなって。そこから違和感を持ち始めたかも知れません。

 

 

自分をメディア化して価値観を発信する

―フリーランスで働くモチベーションを保つためには仲間が必要だと思います。どうやって仲間を見つけましたか?

ブログやSNSで自分の価値観や考えてることを発信したことで、それに共感してくれた人が仲間になりました。自分が発信し続けたからこそ集まってくれたと思います。

ブロガーをする前にも一応友人はいました。ただ、心から自分の考え方を共有できて、同じ方向に進める人はなかなか見つかりませんでした。ブログで「自分はこういう人間です」って発信したら、初めて生き方に共感してくれる人が現れましたね。やっぱり自分で引き寄せないと、本当に信用できる仲間はできないなって気づいて……

 

―価値観が伝わったからこそ深く繋がれるんですね

学校とか職場のコミュニティって、価値観で集まってないじゃないですか。たまたま住んでる家が近くて同じ学校に集まったとか。だからそういう環境では、自分と共感し合える仲間ってなかなか見つからないんです。だけどブログはそこを補ってくれるというか、ダイレクトに自分の価値観を伝えることができるので、共感してくれる人が集まるのかなと思います。

今は、価値観でつながった人たちとコミュニティや恋愛メディアを運営しています。1人でブログを運営しているよりも、できることが増えましたね。

 

―あんちゃさんは今、まじまじぱーてぃー(働き方・生き方など)、らぶりりーす(恋愛・性)、stockroom(ファッション)の3つのメディアを運営しています。どのように使い分けていますか?

恋愛のことを発信したいタイミングがあったり、ファッションのことを発信したいタイミングがあったり。その時その時に発信したい内容でブログを更新しています。

 

―発信のチャンネルを増やしたのはなぜですか?

特定の分野の知識を、まとめてメディアに投稿できるからですかね。後はやっぱり、まじまじぱーてぃーに一本化してしまうと、それが倒れた時に痛手を負ってしまいます。収益的な意味でもメディアを分散したかったですね。

 

―これからの活動の方向性について教えてください。

今後の方向性や展望は全くなくて、今まさに悩み中です。ブロガーとして独立してからの2年間で、目標は割と実現できたんですよね。それはすごい良かったんですけど、実現できた後のことを何も考えてなくて………。この後どうしようかみたいな状態です。

自分が今までやってこなかった分野やジャンルにチャレンジしてみようかなと。自分の未経験分野に飛び込んでみるっていうのを色々試してみようかなと思っています。

旅は好きなので、いろんな地域とか田舎の方とかに行ってみたいという思いはありますね。離島が好きなのもあって、「島で暮らすとどうなんだろう」とか、そこら辺がちょっと楽しみかな。

あと、妹も会社を辞めたんですよね。完全に私の影響なんですけど(笑) ブログをやりつつ、「four-u(フォール)」というアクセサリーブランドを立ち上げています。妹ともコラボをしてファッション系の活動もできたら面白いかなと考えています。

 

―お子さん二人が会社を辞めたときのご両親の反応は?

意外とありませんでしたね。「好きにしていいよ」みたいな感じです。選択を自分に任せてくれる両親です。親も独立した経験があったのが大きかったのかも知れません。両親が好きにしていいよと言ってくれたおかげで、私たちも自由にやれてるので感謝しています。

 

―自由に働きたいと思っていても、親の反対があって一歩を踏み出せないっていう人もいるかと思います。そのような人たちはどうすればいいでしょうか?

それはやっぱり悲しいですよね。ただ私はもう、自分の生き方とか考え方を理解する気のない人には何も言う必要がないと思っています。説得よりも、これで生きていくんだと決めて、とにかく行動する。

親が反対するのは、子供が不安定な道に進むことで、「危ない目にあうんじゃないか」「食っていけないんじゃないか」って心配するからだと思います。結局、結果を出せば安心すると思うんです。やりたいことがあるなら、さっさと始めて、早く結果を出す。そうやって親を安心させるのが一番いいかなと思います。

もちろん、結果を出すのが一番難しいです。ただ、本気でそれで生きていきたいという人は結果を出すしかないです。

 

 

 

あんちゃさんが、ブログを使って自由に働いていることを紹介しました。自分を発信して、価値観が同じ人と出会うことで、活躍の幅が広がったところが印象的でした。インタビュー後編では、どうやって自分らしさを見つけていったかを聞いていきます。

 

 

最終更新日
2018.09.13

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