自分らしく働く
2019.03.27

社内のLGBT相談窓口はなぜ必要なのか

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BY くぼす

こんにちは、EARTH LAB編集のくぼすです!

以前、LGBTの企業内取り組みについて紹介しましたね。今回は社内のLGBT相談窓口について、最近は人事業務もちょこちょこやっている(笑)私が思うことについて語っていこうと思います。

ダイバーシティ推進の一環としてLGBT企業内施策を行っている企業様の中には、「LGBT相談窓口」なるものを設置している企業様が多く存在します。もしも社内のLGBT当事者の方が悩んだ時に、「困ったことがあったらここに相談すれば良いよ」「頼れる人がいるよ」と言われるだけで、心持ちが全く変わってきますよね。LGBT企業内施策として素晴らしい取り組みだと思います。

なぜLGBT相談窓口は必要か?

例えば、仕事中に何か困ったことがあって、誰かに相談したいとします。

A部署に聞けばいいかな?と思って聞くとB部署だよ、と回され、そこからC部署に回され…

結局誰もが曖昧でなかなか解決しない…なんてことがたまにあります。(私は以前の会社でよくやられました。)

では、LGBT当事者の社員が「パートナーシップを結ぶけど、会社に報告した方がいいのかな?」「団体保険の受取人を同性パートナーにしたいなあ」「戸籍上の性別を変更したけど、どういう手続きが必要かな」など迷ったときに、「LGBTの皆さんが困ったときには私たちが力になりますよー!」と声を大にして言ってくれる窓口があれば、安心ですよね。

特にセクシュアリティに関する点は最低限の範囲でしか知られたくない、という方も多いはずです。きちんとLGBTに関する知識がある人にプライバシーを守って相談できる場があれば今後働く上でも安心ですよね。

LGBT相談窓口を設置するにあたってまずは社内の教育が必要かと思います。なぜなら、窓口で対応する方がただ据えられるだけで知識がなければ何の意味もありませんよね。

これ、当たり前のことを言っているはずなのですが、意外と「窓口を設置する」ことで満足してしまうケースがあるのです。「うちは組織としてきちんと窓口を設置して対応している」ということを対外的に示しているだけで、実態としては窓口としてほとんど機能せず、いざ当事者が相談にきてもどうしたら良いかわからない。なんてこともあり得るのです。

設置するからには、窓口を担当する社員はもちろん、企業内の社員への教育は絶対的に必要です。

LGBT相談窓口の設置によって何が期待できる?

設置によって得られるものは2つあると考えています。ひとつは、LGBT当事者の社員のサポートをしやすくなること。もうひとつは、対外的にLGBTアライの姿勢を示すことで社内をどんどん巻き込んでいけることです。ひとつめに関しては「相談窓口」なので当然のことです。

では、もうひとつに関して。窓口を設置する企業様の多くは、プレスリリース等でその取り組みを発信されています。社外の方々に、「うちの会社はLGBTフレンドリーです!」ということをアピールしていることになります。そうなると、これを継続的に続ける必要がありますよね。

「プレスリリースで宣言したのに、 社内は全然フレンドリーじゃないんですね」

なんて言われないように、努力できるはずです。(少なくとも設置を決めた方々は頑張るでしょう)そうして、言い方は悪いですが引っ込みがつかない状態になることで、自ずと社内での理解を深めよう、という流れに繋げていくことができるのではないでしょうか。

人間の意識を変える、というのは大変なことです。半ば強引でも、理解してもらえる人を増やす。受け入れられる環境を整えるには、必要なことは貪欲に取り入れるべきだと思います。

まとめ

窓口となる社員の知識がまだまだ必要だったり、もっと理解を深めていく必要がある、などまだまだ課題となる点は沢山あると思います。しかし企業全体でLGBTへの理解を深めていこう、という姿勢を示すことが、まずは大きな一歩となるのではないでしょうか。

 

最終更新日
2019.03.25

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