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Netflixに登場、話題のコメディアン!イライザ・シュレシンガー
Stand Up Comedy(スタンド・アップ・コメディ)というコメディーショーのスタイルを知っていますか?アメリカ・イギリス・インドなどで知られているスタイルで、主に1人のコメディアンが大勢の観客の前に立ち、おもしろおかしくトークを繰り広げます。
今、Netflixでは、イライザ・シュレシンガーのスタンド・アップ・コメディが人気急上昇中。
イライザ・シュレシンガーは、1983年生まれの35歳。アメリカのニューヨークに生まれ、テキサスで育ち、ボストンやロサンゼルスで暮らした経験も持ちます。大学卒業後、ロサンザルスの有名なスタンド・アップ・コメディのグループに所属し、スタンド・アップ・コメディアンとしてのキャリアを築いてきました。
今年、そんなイライザによる、新しいNetflixオリジナル作品が配信開始されました。(前回のNetflixオリジナル作品は2016年だったため、2年越しの待望の新作!)その名も、「イライザ・シュレシンガーの私は長老ミレニアル」。
ミレニアルとは、1980年から1999年までに生まれた世代のことを差します。現在だと、上は38歳から下は19歳までを含むのがこのミレニアル世代。世代内の年齢の幅を揶揄して、イライザは自身のことを”Elder Millennial(長老ミレニアル)”と表現します。
「私は長老ミレニアル」って?
「イライザ・シュレシンガーの私は長老ミレニアル」では、男性と女性の恋愛に対する考えの違いや恋愛エピソードを赤裸々に語られています。なぜ、女性ではなく男性が口説く側なのか。どんな女性が良しとされているのか。加えて、女性なら誰もが共感できるあるあるを、動物のモノマネをしながらコミカルに描写しています。生物学の観点から男女を切り取る手法は、お見事の一言。
ちなみに、イライザの動物のモノマネはかなりレベルが高く、モノマネとして観るだけでもかなり楽しめること間違いなし。顔の表情や声色もたくさん変えていて、観客に落ち着く暇を与えないほど。約1時間の作品ですが、あっという間に観終わってしまいます。
作品情報
公開年:2018年
上映時間:72分
ディレクター:スティーブ・パーレー
出演・エグゼクティブプロデューサー:イライザ・シュレシンガー
製作国:アメリカ
言語:英語
ジャンル:コメディ
ディズニーのプリンセスにはなれない
ショーの中で、印象的だったシーンをピックアップ。
ミレニアル世代の女性たちの中には、幼い頃からディズニー映画を観て育った、という人も少なくないでしょう。白雪姫やシンデレラ、眠れる森の美女たちは、みんな王子様の登場を夢見ていただけでハッピーエンドを迎えました。「女の子はおしとやかに待っているだけで良いのよ。いつか王子様があなたを見つけてくれるから。」といった恋愛パターンが知らず知らずのうちに刷り込まれていたように感じます。
イライザは、また別のアプローチでこの話題に触れています。(詳しくは作品をチェック!)
20代の頃に教えて欲しかったこと
もう一つ、ショーの中で印象的だったシーンをピックアップ。
イライザのトークでは、女性たちがどのような心理で男性と出会うか、どのような心理で男性を家に招くか、といったことにも触れています。同時に、男性がどんなことを考えていたのかも知れる内容。かなり具体的なエピソードを交えて展開しながら、35歳のイライザが「20代の時に教えて欲しかった」ことを伝えています。
自分の恋人に悩んでいる人や出会いについて悩んでいる人、自分の見た目について悩んでいる人。そんな人たちを受け入れてくれる優しい力強さが、イライザから感じられます。
まとめ
ミレニアル世代は、年齢の幅が広い世代です。イライザが今回発信したような、30代の力強いアドバイスは、20代のミレニアルたちにとってとても心強いはず。自分のことを知るため、人生の先輩に耳を傾けることは、私たちが自覚している以上にためになるものです。
今週末は、暑い夏を少し一休みして、Netflix Nightはいかが?