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2018.06.18

【アメリカビザ入門】ビザの種類と特徴を簡単解説

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BY uika8

留学や就労や移住など、アメリカで生活するためにはビザが必要です。何をすればいいか分からない人は、この記事を読めば自分のするべきことが分かります。日本人が取得しやすいビザの種類や滞在期間などの基礎知識を身につけて、いざアメリカへ! 【詳細については大使館などにお問い合わせください】

まずはアメリカのビザの基本を知ろう

外国籍所有者はアメリカに入国を希望する際、入国するのにふさわしいかを証明する書類が必要です。その証明書類がビザです。しかし、一口にビザと言っても、一時滞在か永住かによってビザの種類は変わってきます。観光や留学などの一時的な滞在であれば、非移民ビザ、永住希望であれば移民ビザを取得します。

また、一定の条件を満たせばビザ無しでアメリカに滞在できる「ビザ免除プログラム」もあります。

ビザ免除プログラムとESTA

ビザ免除プログラムを利用すれば、ビザ無しでアメリカに90日間滞在することができます。ビザ免除プログラムを利用するためには、条件が4つあります。

  • ビザ免除プログラム参加国の国籍であり、有効なEパスポート(IC旅券)を所持していること
  • 電子渡航認証(ESTA)が承認されていること
  • 米国での滞在期間が90日以下であること
  • 渡航目的が、観光や旅行やビジネスなどであること

そして、上記の条件を満たした上で、アメリカへ行く前にオンラインで「ESTA渡航認証」を受けなければなりません。

手続きの詳細については、在日米国大使館のESTA申請をご覧ください。

移民ビザについて

移民ビザ(=永住権)を有していれば、アメリカで自由に生活できます。職業の選択や滞在期間、出入国に制限がかからなくなります。移民ビザを手に入れる方法は大きく分けて3パターンあります。

  • 就業ビザから移民ビザに切り替える場合
  • アメリカ国籍のパートナーと結婚した場合
  • 抽選でグリーンカードを取得した場合

 

非移民ビザについて

ビジネスや留学、友人を訪問するときなど、90日以上アメリカに滞在するときに必要です。主な種類は後述します。また、ほとんどの非移民ビザの申請者は、特定の期間を過ぎた後にアメリカを出国しなければなりません。

非移民ビザの種類を知ろう

非移民ビザにはたくさんの種類があります。こちらでは主な非移民ビザの種類を紹介します。自分の滞在目的とビザの種類を見比べて、何を準備すればいいかを知りましょう。

主なビザの種類 滞在目的 滞在可能期間 金額(2018年6月)
Hビザ ビジネス・就労・駐在 最初の認可期間は3年(最長6年) 20,900円
Eビザ ビジネス・就労・駐在 最長5年(アメリカ企業が存続する限り無期限の延長可能) 22,550円
Fビザ 留学 最長5年(滞在期間は学業終了まで) 17,600円
Lビザ ビジネス・就労・駐在 最初の認可期間は1年または3年 20,900円
Oビザ 芸術・芸能・スポーツ 最長3年で、その後1年単位で延長の申請可能 20,900円
Jビザ 教育・研修 種類により変動、インターンの場合は1年 17,600円

留学や就労の予定がある人必見! H、E、F、L、O、Jのビザ

特に日本人の取得頻度の多い、「留学、就労」に関わるビザについて個別に詳しく説明していきます。

Hビザ

Hビザの対象は、アメリカの企業で専門的な職業に携わっている人や、職務が求める特定の分野での学士号またはそれ以上の学位を持っている人です。上記に該当しない場合は、就業予定の職務と合致した分野で6年以上の職歴が必要となります。

最初の認可期間は3年で、最長6年まで延長できます。また再申請は、1年以上アメリカ以外の国に滞在したあとにできます。

Eビザ

Eビザは主に駐在員や、投資家のためのビザです。管理職や専門職のビザであるE-1ビザと、投資家ビザであるE-2に分かれます。E-1ビザを取得できるのは、管理職や役員、専門職の人です。E-2ビザは、多額の投資実績と、ビジネスプランなどの提出が必要です。

どちらも有効期限は最長5年までとなっています。Eビザの場合、転職はできませんが、何度でも更新可能なので、半永久的にアメリカに滞在することができます。また、取得難易度はやや高めです。

Fビザ

Fビザは学生ビザとも呼ばれます。対象者は、大学院までの学生と、アメリカ国内の認定大学や、語学学校で学ぶ人です。ビザの有効期限は最長5年(滞在期間は学業終了まで)となっており、取得難易度は低めです。

Fビザの取得理由は人によってそれぞれ違うので、ビザ取得が簡単な場合と難しい場合、どちらもあるのが現状です。Fビザでの就労は不可となっていますが、学内であれば週20時間程度のアルバイトなら可能です。

Lビザ

Lビザを取得できるのは、アメリカ国内の親会社や支社などへ一時的に転勤する管理職や役員、もしくは専門的な知識を有する人です。Lビザの有効期限は、管理職であれば通算7年、特殊技能職であれば通算5年となっています。また、取得難易度は中程度となっています。管理職の場合は、グリーンカードへの切り替えが容易です。

Oビザ

Oビザは卓越能力者ビザとも呼ばれています。科学や芸術、スポーツ、ビジネスなどで卓越した能力を持っている人、もしくは、映画やテレビにおいて卓越した業績をあげた人が取得できます。

有効期限は最長3年ですが、その後も1年単位で延長の申請が可能です。アメリカでのスポンサーの協力が必要だったり、国際的な賞を受賞した経験が必要など取得難易度は高めです。

Jビザ

交流訪問者ビザのJビザは、認定されたプログラムの交換留学生や研究者、インターンシップ学生など多岐に渡る人が取得できます。有効期限は取得する人のカテゴリーによりますが、インターンの場合は1年、トレーニーの場合は最長1年6ヶ月となっています。取得難易度は低めですが、基本的に更新は難しいようです。

ビザ取得のための5ステップ

ビザ取得のための準備を5ステップに分けて説明します。

ステップ1:ビザの種類を決定する

まずは、ビザにはいろいろな種類があるので、自分の渡航目的と、上記の表を照らし合わせてビザの種類を決めましょう。

ステップ2:ビザの申請書を完成させる

次に、ビザを取得するために申請書の提出が必要です。申請書は、在日米国大使館・領事館の「DS-160オンライン申請書の作成」から作成してください。

各ビザの申請の際に必要な書類などに関しては、在日米国大使館のチェックリストを参照してください。

ステップ3:ビザ料金を払う

ビザの申請書類ができたら、次はビザの料金を支払います。支払いはPay Easy ATMから日本円で行えます。現金もしくは、Pay Easy対応の銀行口座を持っていればデビットカードで支払うことができます。その他、電子口座決済(EFT)またはクレジットカードでオンライン決済もできます。

ステップ4:必要資料を用意して面接を予約する

必要資料を揃えたら、以下のサイトから面接の予約をしましょう。

ステップ5:大使館or領事館で面接を受ける

面接の予約ができたら、あとは大使館または領事館で面接を受けるだけです。面接と聞くと堅く考えてしまうかもしれませんが、それほど難しくありません。面接で聞かれることは、渡航先や渡航目的、滞在期間などです。あまり気負いすぎずに、リラックスして臨んでください。

最近のビザ認可の傾向

アメリカの大統領にトランプ氏が就任してから「ビザ取得が厳しくなったのでは」と考える方もいるでしょう。しかし、トランプ政権下で移民・非移民ビザの取得が難しくなったということは一概には言えないそうです。トランプ政権になってからまだ日が浅いため、ビザへの影響が具体的に出ているわけではなく、取得難易度はそれぞれの事例によります。不法滞在者や犯罪者などにはビザ取得は厳しいですが、一般のビザ取得者については、あまり変わりはありません。

自分のSNSを一応確認しておこう

非移民ビザの申請には「DS160」、移民ビザの申請には「DS260」という書類を、オンライン上で入力し提出します。それらの書類にSNS(FacebookやInstagramなど)のログイン情報の申告義務化が検討されています。アカウントがチェックされ、SNS上での不適切な投稿などにより、アメリカ入国に不当な者とみなされ、ビザの取得が難しくなる場合があります。くれぐれも、SNSなどでの言動には気をつけましょう。

最終更新日
2018.08.03

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