自分らしく働く
2018.09.08

働き方が増えているけど、結局どう違うの?

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BY Philly

ミレニアル世代の私たちは、親世代が今の私たちと同じ年齢の時よりはるかに多くの働き方から選択できます。働き方は副業やパラレルワーク、フリーランス、起業、などがあります。企業に勤めていても、独立していても、大抵の人がワークライフバランスを気にする時代になりました。さまざまな働き方に関する用語が生まれていますが、それぞれどう違うのか、自分に合う働き方は結局どれなのかが気になるところ。この記事の解説を参考に、自分の求める働き方を再確認してみてください。

 

働き方:仕事の仕方と目的の違い

副業・ハイブリットワーク・複業/パラレルワーク・フリーランスの4つの言葉は、それぞれ仕事の仕方と目的で異なる点があります。会社に勤めて働くのかそうでないのか。収入のためなのか自分の夢のためなのか。それぞれの意味や働き方の例を見比べてみてください。あなたはどのタイプに近いでしょうか。

副業

副業とは

一つの会社に勤め、そこでの仕事を本業としながら、別の仕事(=副業)も行うこと。

副業の例として、クラウドソーシングの活用が挙げられます。クラウドソーシングとは、ネット上での業務委託サービスをさします。ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングのサービスが増えました。サービスの増加により、手軽に副業を始められるようになりました。

副業は、収入の有無を問いません。しかし、副業を始める人の多数は、副収入が目的ではないでしょうか。本業の収入だけでは生活が厳しい、収入を増やして自分のために使いたい、と考える場合が多いようです。

ハイブリッドワーク

ハイブリッドワークとは

一つの会社に勤めながら、自分自身の夢のために別の仕事も行うこと。

ハイブリッドワークは、固定の収入は本業で得ます。別の仕事での収入は、家計のためではありません。本業以外の仕事をする理由は、自分がやりたいことだから。

ハイブリッドワークと副業の違いは、本業以外の仕事を「夢のために」行なっているかどうかです。ハイブリッドワーカーの第二の仕事は、安定した収入を得ることが難しい仕事が多いです。例えば、イラストレーターや漫画家など。ハイブリッドワーカーは、本業での収入は夢を叶えるまでの保険として捉えています。

ハイブリッドワーカーで本業をしつつ、夢を叶える!

複業/パラレルワーク

複業/パラレルワークとは

複数の仕事を本業・副業と区別をつけずに行うこと。

パラレルワークとは、複数の仕事の持ちながらも、どれか一つに依存しない働き方です。サッカー選手の本田圭佑選手は、サッカー選手兼経営者として働くパラレルワーカーです。パラレルワーカーは、どちらか一つに収入やスキルの面で偏らない働き方をしています。

パラレルワークは「好き」を仕事にする方法 絵描き×会社員で自分らしく働く

フリーランス

フリーランスとは

特定の会社には属さず、自分自身で仕事を進めること。

フリーランスは、会社に属さず、自分でクライアントと契約をして仕事を行います。自分自身が持つスキルを活用して収入を得るフリーランスが一般的です。カメラマンやモデルで聞くことが多いのではないでしょうか。フリーランスの中でも、カメラマン兼ライターのように複数の仕事を兼任している場合もあります。

プロブロガー「あんちゃ」に聞く自分らしさの見つけ方

 

働き方:マインドの違い

ワークライフバランス・ワークアズライフ・ワークライフインテグレーションといった言葉は、仕事に向き合うマインドの違いを表します。ワークは「仕事」、ライフは「プライベート」にあたります。仕事とプライベートはどちらが大切ですか? どちらも大切ですか?

ワークライフバランス

ワークライフバランスとは

仕事とプライベートのバランスをとること。どちらか一方に偏りすぎないように、それぞれの充実度を考えたり、仕事とプライベートに割く時間を調整したりする。

ワークライフバランスが叫ばれ始めて、企業の在り方も変わってきています。長時間労働を是正する動きがあったり、育児支援の取り組みがあったりします。仕事の時間を減らすことで、ゆとりを持って仕事以外の時間を持つことができます。しかし、ワークライフバランスは、時間に限った話ではありません。例え、プライベートの時間が比較的短くても、仕事もプライベートも楽しめていれば、ワークライフバランスは実現できているといえます。

ワークアズライフ

ワークアズライフとは

仕事とプライベートを分けずに、「睡眠時間以外は全て仕事であり趣味である」という考えが基本になる働き方。メディアアーティストの落合陽一氏が提唱。

苦痛な仕事であれば、8時から終電まで…という生活は辛いものです。しかし、仕事が自分の好きなことだったらどうでしょうか。Instagramのネットサーフィンやゲームであれば深夜までずっと続けてしまう、という人も多いと思います。落合氏は、自分の好きなことが仕事になっていれば、仕事とプライベートを切り替える必要はない、と考えています。

ワークライフインテグレーション

ワークライフインテグレーション

仕事もプライベートも人生の一部として、バランスをとるのではなく融合させて考えること。

仕事の時間は仕事のみ、プライベートの時間はプライベートのみと分けるのではなく、お互いに組み込んでしまおう、という働き方です。例えば、旅先で仕事をする「ワーケーション」という制度は、まさに仕事とプライベートの融合ですね。他にもワークライフインテグレーションの実践方法として次のような例も考えられます。

  • 子供が生まれたから仕事を休むのではなく生まれた子供と一緒に出勤して働く
  • 自宅でも仕事ができるように社内ネットワークの提供方法を変える

自分に合っている働き方を見つける方法

自分に合っている仕事の仕方やマインドはどれでしょうか。以下の2つの質問について考えることで、将来の生活が少しずつ見えてくるかもしれません。

自分の夢は何かを再確認する

夢を持っている人は、自分の夢を再確認してみてください。ふと気づくと「自分はなんのために頑張っているのか」と我に返る人も多いのではないでしょうか。かくいう私も、「あれ? 」と感じることがあります。日々の仕事が楽しいがゆえに、本来の目的を見失いそうになってしまうのです。仕事のための自分ではなく、自分のための仕事、ということを忘れずに働きましょう。

夢を持っていない人も、焦る必要はありません。自分はどんなことならずっとやっていけるか、やっていきたいか、苦じゃないと感じるか、など色んな視点で考えてみましょう。できる限り具体的に自分の将来をイメージすると、企業に属するのがベストか、フリーランスという形で自分でやっていけるのかが見えてくるはずです。

仕事は仕事、プライベートはプライベート?

仕事は、人生の中で切っても切り離せない要素です。仕事という要素はプライベートと切り替えていきたいでしょうか。もしくは好きなことであれば四六時中でもやっていけるでしょうか。切り替えたいという人にとって、企業勤めは悪くないのかも知れません。良くも悪くも毎日決まった時間で区切られていることは、切り替えの一助になると思います。

 

 

自分の働き方は、自分で選べる時代です。まずは自分のことを見つめ直すことからやってみましょう。給与や体裁も大事ですが、何よりも大事なことは自分の意志です。自分に合った働き方をして、自分らしく生きましょう!

最終更新日
2018.09.08

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